今年の具体策と、宣伝と

今年も愛知県印刷組合などが主催する「ポスターグランプリ」が開催されます。

このブログでも数回「こんな感じに考えてみてはいかがでしょうか」と、この「ポスターグランプリ」のお題を例にして、アイデアの出し方ご紹介しました。

今回の下準備編と、次回の具体的な表現方法編に分けて

「今回のテーマなら、こう考えます」というのを書いてみたいと思います。

ということで今回は下準備編です。

今年のポスターのテーマは「いいかげん」。僕にピッタリのテーマです。

まず「いいかげん」の意味を調べます。

1.適度。 「お風呂が―の温度」

2.副詞的に「かなり」 「―寒い」

3.まとも・本格的でない。おおざっぱ(雑)で無責任。 「―な人」

同じ言葉でも「適度」と「雑・無責任」という真逆な印象を持つのが、アイデアを考える上で1つのポイントになるかと思います。

いろんな方に「いいかげん」と聞くと、1と3を思い浮かべる方が多いようです。

今回のこのブログでは「適度」と「雑・無責任」で考えていくことにします。

「適度」と「雑・無責任」の類義語や、イメージする単語をずらっと出していきます。

【適度】ちょうどいい。松竹梅の竹。真ん中。中央値。過ごしやすい。穏やか。湯加減。エアコン温度。気温。汁物・飲食の温度。自分好みの味付け。過剰・極端ではない。「帯に短し襷に長し」の逆。優しい。然るべき。公正。それ相応。的確。距離感。スッキリ。気持ち良い。適当。

【雑・無責任】

やりっぱなし。間違えている。ぐちゃぐちゃ。統一感の無さ。嫌な感じ。男の料理。お粗末。目分量。どんぶり勘定。ガサツ。荒々しい。豪快。乱暴。アバウト。神経が行き届かない。中途半端。行き当たりばったり。完成度が低い。未完成。取り急ぎ。不備。チープ。安っぽい。付け焼刃。錆。投げやり。ぞんざい。生半可。ちゃらんぽらん。デタラメ。適当。

このイメージした単語は多ければ多いほど良いと思いこんで、ドンドン出していきます。

頭の片隅に「適度」「雑・無責任」なモノが無いかと入れておくと、コンビニでのレジ対応や、通勤途中、お風呂に入っているときなど、普段の生活のチョットしたことが、アイデアの素になるので、忘れずにメモしておきましょう。

下準備編は、ここまでです。

さて、このようなアイデアの出し方を今年も愛知県印刷工業組合主催「印刷会社の新入社員研修会」にて、お話しさせていただきます。

https://www.ai-in-ko.or.jp/news/docs/ff10fd19aefaff2adb9753680547ddf6922f5078.pdf

今までアイデアを出す機会が少なかった方向けの初心者コースになっておりますので、ぜひご参加くださいませ。

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