夏休みも終わりに近づき、宿題を慌ててやっている学生さんもいるのではないでしょうか?
御多分に洩れず、この時期に夏休み前半のツケを払っていた記憶があります。
(「御多分に洩れず=多くの場合と同じよう」と思っている時点で大間違いなのですが。)
特に苦手だったのが読書感想文で、「本を読む」と「感想を書く」という2つの難敵に立ち向かわなければならず、困りながら読んで書いてました。
そのぐらい本を読むことにハードルの高さを感じていますが、「アイデアの出しかた」の本は買って読みます。
今回は読書が苦手な人でも読みやすい「オススメのアイデアの出しかた本」を6冊ご紹介いたします。
「アイデアのつくり方」ジェームス・W・ヤング
原点にして頂点の1冊。
広告代理店だった著者が定期的にアイデアを出すために出した結論
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」
「新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能に依存する」
この2つが、現在のアイデア出し方や発想法の基本となっています。
本書で僕が好きな項目は、アイデア出しをする前に「まずは情報収集から」というところ。
一般的に「アイデアはヒラメキを待つモノ」と思いがちな思考を変えてくれます。
ページ数も少なく安価なので手に取りやすい点もいいところ。
「アイデアのヒント」ジャック フォスター
上記「アイデアのつくり方」を元に具体的な方法が書かれた本書。
「アイデアのつくり方」が法則や定理が書かれた教科書とするなら、
こちらの「アイデアのヒント」は、その定理や法則をわかりやすく解説した参考書・ハウツー本。
具体例も書かれているので、わかりやすい。
はじめの1冊なら、この「アイデアのヒント」をオススメします。
「アイデアの接着剤」水野学
書かれているのは「くまモン」やNTTドコモ「iD」のロゴ、今年の24時間テレビのTシャツをKing & Prince 髙橋海人さんと手掛けたデザイン会社、グッドデザインカンパニーの代表・水野学さん。
「10より100案、100より1000案を目指す」と書かれており、数が多いほど新たな発見があり、1案に絞り込んでいくときにクオリティが上がるというのが好きなポイント。日本のトップクリエイターの思考を知ることができます。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑
「アイデア大全」読書猿
本屋の「アイデア本」コーナーで、平積みになっていることが多い2冊。
大全とあって、いろいろなアイデアの出し方が たくさん載っています。
「アウトプット大全」は「相談する」「気づきをメモする」「決断する」など、わかりやすい項目でまとめられて初心者向け。
「アイデア大全」は古今東西のアイデアの出し方が書かれている本から抜粋されており中級者向け。
「ひらめきとアイデアがあふれ出す ビジネスフレームワーク実践ブック」栄前田勝太郎、竹田 哲也他
上記2冊と同じくアイデアの出し方が多く掲載されていますが、図で見せる、図に書いて思考することに特化した1冊。
大谷翔平選手で有名になった「マンダラート」、広告や宣伝の講習に必ず出てくる「AIDMA」、マルワ社員にはお馴染みの「ビジネスモデルキャンバス」など、わかりやすい図で解説されています。
今回は現在でも手に入りやすい6冊をご紹介しました。
アイデア出しに困っている方の参考になればと思っております。
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