全てを手に入れることと、全てに手をつけることと

手が届く価格の4Kビデオカメラが「驚安の殿堂」に並んでいたので、悩んだ末、購入することにしました。

特にYouTuberになりたいわけでも、景色が綺麗な秋田や岩手などへ旅行に行く予定があるわけでもありません。

4K動画を撮りたいのなら、手元にあるiPhoneでも撮れるのですが、それでも、わざわざ購入したかったのです。

いつも「何か新しいことをやらないと、いけないのではないか」という強迫観念がありますが、手をこまねいて待っているわけにはいけません。

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脳の働き上、俗にいう「やる気スイッチ」は、現代人が勝手に作り上げた「科学的には存在しない概念」という記事を読んだことがあります。

「手が空いたらやろう」「やる気スイッチが入ったらやろう」では「やる気」が出ることはないので、ずっと やらないまま時間だけが過ぎていくだけ。まずは行動、まずは何かに手を付ける、そうすると「やる気」のような感情が出てくるという仕掛けになっているそうです。

 

飽き性なこともあり、手を替え、品を替え、自分自身を騙しながら新しいことへ行動するしかないと考えました。

そのための最終手段として、まず、後先を考えず身銭を切って何かを購入してしまいます。

有益な無料のコンテンツは多くありますが、有料の方が「その分、元を取ってやろう」となる自分が手に取るようにわかります。

 

全てに手を付けるのは、とても難しいことです。

買ったはいいけど手に負えなくて放り出すことと少なくはありませんが、それでも「興味が出たことは、とりあえずやってみる」を続けるしかありません。

……ということで、このブログは「ここまで書いたら、もう4Kビデオカメラを手に入れるしかないのです!」という自分自身への言い訳のために、カメラを購入する前に書いています。

 

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