クロスオーバーが流行ってます①

大型連休から5月にかけての最大のイベントは、映画「アヴェンジャーズ／エンドゲーム」を何回観るか、ということ。世界の興行収入歴代一位は間違いないとのことで、日本でも話題になっています。けれども世界の盛り上がりに比べると日本は取り残されている感があります。（アジアのワールドプレミアもお隣の韓国だけでしたし・・・）

日本のゴールデンウィークには「コナン」があるしね(^^♪

「そんな映画興味ないよ！」という方も多数いらっしゃることは承知ですが、この映画を観ない理由として唯一にして最大なのが、過去作を観ないと話についてけない！という敷居の高さです。20作品以上のアメコミのヒーロー映画が“マーベル・シネマティックユニバース”（MCU）として世界観を共有しており、それぞれのヒーローのアイデンティティや起こったイベントを理解してないとフルに楽しまないというわけです。

最近のハリウッド映画はこのような「シェアードユニバース」または「クロスオーバー」映画が一つの流れになっています。既に固定ファンのいる作品同士を掛け合わせることで、それぞれの客層を呼び込んで大ヒットが期待できる＝企画が通りやすいのでしょう。
※厳密には、ユニバース映画とクロスオーバー映画は解釈が違うという意見もありますが、ここでは同義語として紹介します。

その一方で、その他多数の観客を置いてきぼりにしてしまうという”ハイリスクハイリターン”の手法とも言えます。出資するプロデューサーやスポンサー、制作者の力量が問われると思います。こんなプレッシャーに私はぜったい耐えられません(*_*)

さて、印刷の世界にもさまざまな「クロスオーバー」が考えられます。
「印刷」×「映像」、「印刷」×「イベント」、「印刷」×「グルメ」。。。
そんなことを考えると楽しくなってくる、今日この頃です。

「アベンジャーズ」以外のクロスオーバー映画のご紹介