知っていると、詳しいと

少し気が早いですが5月13日の「マツコの知らない世界」のテーマは「紙の世界」です。

公式にはアナウンスされていませんが「デザインのひきだし」編集長・津田淳子さんが出演されるようです。

僕は紙の印刷物が好きなので、よく「紙に詳しい人」と社外の方に紹介されるときがあるのですが、実はあまり詳しくありません。

銘柄や性質などは、当社の営業部の方々や印刷オペレーターの方が断然知っています。

ラーメンを食べ歩くのは好きだけど、あそこのラーメン店は、どこどこの製麺所の麺を使っているなどを全く知らない感じです。

「詳しい」というのは、辞書的には、「細かいところまで調査などがよく行き渡っている。よく知っている」になりますが、実生活で「詳しいなぁ」と実感するのは、瞬時に、その情報を提示されたときに感じます。

セミナーで講義を受けても、美術館の絵画の横にある説明書きを読んでも「詳しいなぁ」と思いません。

こちらの質疑に、瞬時に答えてもらったときに、詳しいなぁと思います。

4月下旬に愛知県印刷工業組合の新入社員研修の講師を行いました。

いろんな会社の新入社員の前でお話しさせていただくのですが、今年で5回目ということで、少し慣れた感じお話しできたかと思っています。

ただ未だに緊張するのは、新入社員のみなさんがグループワークで作製した作品の講評をする時間です。

講師として教えておいて、講評が「面白かった、良かった」だけでは興ざめになってしまいます。

グループで作った作品の良かったところを、実例などを用いて褒めてあげる。

かつ、1つだけ改善点を提示するというのを目標に、発表を聞いておりました。

今までの学んだ知識を頭で駆け巡らせ、わかりやすい言葉で何とかお伝え出来て、新入社員のみなさんには「まあ詳しい」と思っていただけたのではと感じております。

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