素朴な味を食す。

11月に入っても暖かい日が続いていたのですが、先日から急に寒くなりいよいよ冬がやってきました。

こんな季節は、あったかいお鍋でも食べながら温まりたいものです。

ところで、みなさんの地元でもそれぞれ独自の変わった食べ物があると思います。

もちろん私の地元にもたくさんあります。

先日、某TV番組で三重の

「田舎あられ」

という特産のあられが紹介されていました。みなさんご存知でしょうか?

ほんのり塩味の素朴な素焼きあられで、昔はどの家庭でもこのあられを自分の家で作っていたようです。

現在では、なかなか家庭では作らないと思いますが、スーパーに行くと田舎あられのコーナーがあるほど三重では有名なあられだとか。

そしてこのあられには独特の食べ方があります。

「お茶漬けあられ」といって、お好みで砂糖をかけたり、お塩をかけた後、お茶をかけ“おやつ”としたり、小腹がすいた時の軽い食事として食されてきました。

各家庭でそれぞれの味を出し、やわらかさもお茶をかけてすぐ食する硬い派!

じっくりお茶がしみるまで待って食する柔らかい派!

など様々です。

お茶漬けあられを作る基本的な手順は以下の通りです。

1. 田舎あられを丼に半分入れます。

2. 熱いお茶またはお湯を注ぎ、丼がいっぱいになるまで加えます。

3. 少量の塩を加えます。

4. 少し待って、あられが柔らかくなればOKです。

お湯を吸い込むことであられはもちもちまたはふわふわの食感に変わります。

一度、このあられを見つけたら買ってみてはいかがでしょうか。 お茶漬けあられ…食してみてください。

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