防災について考える

能登半島地震からちょうど1ヶ月が経ちました。
お正月休みで気も緩み、寝ていたところ、緊急地震速報と共に名古屋でも大きな揺れを感じました。
テレビを見ると能登半島で最大震度7の大きな地震に眠気も一瞬にして覚めたことを思い出しました。

まだ避難されている方も多く、被害の全貌も見えない中ではありますが、被災された皆様の安全と一日も早いライフラインの復旧、そして復興を心から願っております。

家内の実家も石川県でしたので、はじめは心配しましたが、被害の少ない地域在住のため無事でしたが、やはり地震発生から数日は余震が続き眠れなかったそうです。

弊社の所在である愛知県も南海トラフ地震での被害想定は全国でもトップクラスが予想されるため、改めて何事もない時に防災の備えや計画を行っておく必要性を感じます。

今回の地震で様々な報道を見る中で感じたことは、行政の支援にも限界があるということです。

以前もブログで紹介した
プッシュ型支援(必要と思われる物質を緊急搬送する)
プル型支援(被災地から要請があった物資を搬送する)

は改めてその方策が最善であると感じました。

現地の状況がわからない。道路もどこが通れるのか。現地では何が必要なのかわからない中では、現地の要望を聞く時間よりも、優先してその日暮らすために必要と思われる支援をおこなうこと。

発災当初、現地に必要な物資が届いていないことを訴える一部報道も見ましたが、実態把握もできていない中では難しいと個人としては感じました。

プッシュ型の支援が機能し始めるのは発災から4日目以降、プル型の支援は8日行以降と言われています。

改めて支援が届くまでは最低限自分の身は自身で守ること。その準備のための防災を考えておくことが大事であると感じました。

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