先月の私のブログ内容の続きのような事を記載します。
先月のブログは一読頂けてるでしょうか?
内容は、『フールプルーフ』について記載しました。
今回は、
フェイルセーフ です
フェイルセーフは、英語の「Fail(故障)」と「Safe(安全)」をもとにした造語。
「故障しても安全を守る設計」を意味します。
これも皆さん、聞いた事あったでしょうか?
実際、印刷機のサービスの方に単語を聞いてみると、知ってるよと、普通に返ってきます。
皆さんも知ってるよと、もしかしたら、返ってくるかもしれません。
私が、単純に無知だっただけかもしれませんが、初めましての単語でした。
どんな事で起きるのか、例えを記載します。
- 地震で転倒すると、自動で運転を停止するストーブ
- 故障や停電が発生すると、自動的に赤点滅や黄点滅に切り替わる信号機
- 故障時の昇降速度の急激な変化をセンサーで検知し、自動停止するエレベーター
フェイルセーフではトラブルの発生はやむを得ないと考え、いかに被害を最小限に抑えるかを考えて設計します。
このことをこれまた、印刷機で例えると
・機械が故障すると、パネルにエラーメッセージが表示され、修理を行わないと消えない。
(内容によっては、動かないようになる)
これは、人命に関わる所で用いられる、設計になります。
昔よりも人にやさしい設計になってる設備多くあります。逆にその分、手数が増えたり、手間に感じる操作も多くあるかもしれませんが、人材あってのモノづくりと思います。