「特別ではない配慮」ができる人間に

こんにちは。MUDアドバイザーの資格を取得しましたusamiです。

ところで、マルワの社員ブログなどでも度々登場する「MUD」という言葉。標準語のようにマルワでは使われることが多いですが、みなさまはご存知でしょうか?恥ずかしながら私は、マルワに入社以前は存じ上げませんでした。

MUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)とは、「色覚の多様性に配慮し、より多くの人に利用しやすい製品やサービス、情報を提供するという考え方。マルワにおいては、色覚障がいのある人や高齢者など、色の識別が困難な人でも見やすい、読みやすいデザインのチラシやポスターの制作につながっています。

そもそもユニバーサルデザインとは、階段のスロープやエレベーターなど、足腰が不自由な人もそうでない人も等しく利用しやすいデザインのことで、ポイントとなるのは障がいのある人専用ではないこと。この考え方は印刷物においても同じで、色覚障がいに配慮したために、障害のない人に見づらいものになってしまっては、よいMUDとはいえません。MUDアドバイザーを取得したとはいえ、まだまだこの辺りは勉強が必要そうです。余談ですがMUDの資格にはアドバイザーの上にディレクターという資格があり、その第一号の資格保有者は弊社マルワに在籍しています(…先日知りました)。

ここまでMUDという考えについて簡単にお話しさせてもらいましたが、話を冒頭に戻すと、その認知はまだまだ低いように感じます(ちなみに先日、子どもとEテレを見ていたら「UDフォント」や「UDヒーロー」などが登場していました)。
そこでマルワでは「伝わるデザイン 伝わる印刷」をテーマに、開催中のメッセナゴヤに出展をしております。MUDについてもアドバイザー、ディレクターの資格保有者を中心に詳しく説明しておりますので、ご来場予定の方は是非ともマルワブースにお立ち寄りください

最後に、インフルエンザが大流行しております。メッセナゴヤご来場の際も感染対策や体調管理にお心掛けください。
それではまた!

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