インターンシップ受け入れの社内メリットを実感した件

桜が咲いたと思ったら、すっかり暑さを感じるようになってしまいました……。
令和は今年度もジェットコースターの如き気温度変化なのでしょうか。
皆さま、お身体にはお気を付け下さいね。

それはさておき、私にとって毎月ブログ当番時の悩みは、話題選び以上にタイトル付けです。基本的に直近に起こった/考えたことをタネにした「徒然なるままに~」スタイルなので、いつも何とか良く見せようと(誤魔化そうと)捻って捩じっているのですが、今回は内容そのまんま、「学生インターンシップを受け入れて、良かったと感じたこと」をご紹介します。

元々、弊社マルワは会社見学もですが、インターンシップ/就業体験を積極的に受け入れておりました。お声掛けいただいたものは、コロナ禍等のやむにやまれぬ状況下以外は地域
/社会貢献の一環としてお引き受けしています。
生徒さんをお預かりするわけですから、基本的にお付き合いあってのお話しです。例年同じ時期に知った学校の生徒さんが毎年いらっしゃいます。最もここ2年は中止が相次ぎ、寂しい感じでしたが……。

ですが、繁忙期真っただ中の今年3月、愛知県の「まん防」が解除されたこともあり、半年ほど前からお声掛けいただいて計画していたインターンシップを久々に実施したのでした。

よく言う「インターンシップ受け入れのメリット」は……

  1. 地域貢献
  2. 学生(若者)の意見を聞く機会
  3. 社員の学びに繋がる
  4. 企業PR
  5. リクルートに繋がる(将来の選択肢になる)  などが挙げられます。

企業としての社会に対する責任(CSR)は言わずもがな、インターンをきっかけに採用試験に応募……という経緯でマルワに入社した社員も実際に私が知っているだけで何人か。
メーカーやサービスを提供している企業であれば、社内の視点とはまた違った意見を得る機会になるかもしれません。
社員の学びというのは、学生に自社を見せる/体験してもらうにあたって、改めて強みなどの特徴を確認する必要があるからです。
(当然ですが臨時/無給のお手伝い扱いをすることは許されません。雑用をこなしてもらうのではなく、働くことを体験し、学びに繋がるカリキュラムを提供します)
自社がどんな会社であるか、どんな流れで部署から部署へ仕事が協力して進行していくかを知ってもらい、あわよくばファンになって(好きになって)もらえるように、とマルワでは毎度企画しています。

と、今までは以上のようなことをメリットとして、また期待して受け入れを行っていました。

今回のインターンシップでも同様でしたが、それにプラスして、担当者として3日間付き添った私が感じた、「やってよかった」と感じたことをご紹介します。

実習の指導に直接携わらなかった社員とも、休憩時間中などに交流し、楽しんで貰えたことが感想アンケートで知れたこと
実習の運営中は企画メンバーのみで対応しているようでいて、それ以外の社員も学生さんを気にかけてくれていた、というのはとても有難かったです。忙しい中でしたが、会社全体でおもてなしできた、という実感が持てました。


学校の課題「スタッフインタビュー」で自身以外の社員の答えが知れたこと
今回は部署長のお二人に時間に都合をつけて頂いてインタビューに答えて頂きました。
が、少し時間が余ったので、平の私も答えることに。質問の一つ「仕事で困ったとき、悩んだ時の対処の仕方」で、以前にピンチになった際に上司や先輩方に助けて頂いたエピソードを話しました。その日の締め、日報にコメントを書くために感想に目を通した時、他のお二人も「共にはたらく仲間」を挙げて、それが学生さんの印象に残ったことが分かりました。

その時の正直な感想としては、答えの内容を間違えなくて良かった!ですが、常々社長が「働くとは、はたを楽にすること」と話していらっしゃる(そしておそらく、インターン初日の講話で学生さん達にもお話しくださっている)ことを受けて、自分よりも上の方が仕事をしている、というのが感じられたことは、働くモチベーションに繋がったと思います。
直接聞くより、間接的に聞いた方が信じられる……というわけでもありませんが。
少なくとも、学生さん達にとって今回の体験が良い経験になったのでは、と個人的には思えました。

反省点や改善点は正直たくさんありますが、「喜んでもらえて良かった」は、やはり強いやりがいに繋がります。
そして自社の良い所にも、改めて気付くことができました。

また夏に、多数の学校からお声掛けを頂いています。
諸事情により、私は夏季のお迎え担当ではありませんが、マルワに来てくれた学生さん達が、将来の展望に役立つ、より良い経験をしてくれることを祈っています。

3月の学生さん達も、インターンシップ報告会を行われるということで、とても楽しみです。

個人的には「題名(タイトル)」というのは、文章を最後まで読んだ時に納得する/腑に落ちる、というタイプが好みなのですが、概要をタイトルで表してしまう近年流行りのライトノベルスタイルの「分かりやすさ」「取捨選択のしやすさ」もまた、大きな利点だというのは理解します。
ターゲットに合わせたマーケティング手法と言えるでしょうが、タイトルから読み取れる情報で判断して敬遠したら、その作品の面白さは別(基本設定ではない部分)にあった!なんてこともあるわけで。
流行の勢いに乗っただけではない「名作」は、将来タイトルを変えて再発行される、なんてことも起こるかもしれない、と考えるこの頃です。
(勿論、著作権の兼ね合いがあるので、著作者の意志の元でしか実現してはいけないことですが。)
表紙カバーに関してなら、当初のキャラクターのイラストから、往年の文学作品のような抽象的な?絵に変更して、別の購買層向けに展開している例もありますし。
……蛇足が長くなりました。

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