印刷業界用語ってどうしてこんなに

色シリーズでブログを書いておりました。
ITと申します。

今回は、色とは関係ない用語のご紹介です。
プリプレス※職種の検定を勉強中に、私自身知らなかった用語がありましたので、記憶の定着を兼ねて皆様にもご紹介させていただきたいと思います。(※プリプレスとは……印刷(プレス)前工程(プリ)のこと。編集・デザイン・刷版など)

「投げ入れ」という言葉、耳にしたことはありますか?
「投げ入れ」とは、付録や特集ページ、アンケートはがきなどを本文と一緒に製本して綴じ込んでしまうことです。

さらに調べると別の用語に「投げ込み」と言う用語がありました。
「投げ込み」とは、付録や特集ページ、アンケートはがきなどを本の中に綴じず、製本後に挟み込むことをいいます。また、挟み込まれる印刷物そのものを指す場合もあります。

覚え方としましては、どちらも3文字目の漢字に注目して「込」の漢字が「しんにょう:製本後の本を開いている様子」「入:製本後挟み込む印刷物」の様に見えるので「投げ込み=製本後」。「投げ入れ」の「入」は製本時点で一つになっている様に見えるため「投げ入れ=製本時」。という覚え方をしようと思いましたが、似すぎて間違えてしまいそうです(;^_^A

制作部の私は、2つとも現場で耳にした経験がありませんでした。
工程も作業のタイミングも違うのにどうしてこんなに似た呼称になってしまったのでしょう……。
用語の覚え間違えや現場での聞き間違えは、不良のリスクを高めるため、検定の有無に関わらず、押さえておきたい用語だと思いました。

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