ZINE専門のオンラインショップの記事を目にしました。
皆さん、このワードご存じでしょうか?私はなんて読むのかすら分からずWikipediaにも英語版が存在するのみで、早速調べた次第です。
ZINE(ジン):オリジナルまたは適切なテキストや画像の小循環の自費出版作品であり、通常はコピー機を介して複製されます。ジンは、一人または非常に小さなグループの製品であり、一般的に、流通のために物理的なプリントにコピーされます。 引用 Wikipedia英語版より自動翻訳
なるほど、広い意味の自費出版のことで、それよりもっと私的なジャンルなのかなぁと。どうやらMagazineの”zine”が由来になっているそうです。
「紙とペンさえあれば誰でも著者になれる」ことで様々な属性の人が様々なジャンルで創作して盛り上がっているようです。まさにSDGsの多様性とも親和性が高い媒体ではないでしょうか。
モーニングルーチン的なパーソナルなものから独自の視点で社会問題に切り込むものまで、読み手を選ぶ作品が特徴的ですが、これも従来の出版システムにとらわれないからこそ実現しているんだと思います。実際に5円コピーで作った本を手売りで完売させたり、書店に直接交渉して取り扱ってもらったり。価格も自分で決めれるから、それ自体も表現の一部と捉えられているようです。また、交渉は買い切りが主流ですので、返品率が4割と言われる一般的な出版取次制度による負の側面もありません。(つくる責任つかう責任)
巣ごもり需要や鬼滅ブームなどによって出版業界も活気を取り戻してきました。いろんな表現手法が出てくることは業界全体としても良いことだと思います。弊社にもHIME企画出版があり、自費出版のお手伝いをさせていただいております。新しい価値観も取り入れながら、もっと多くの人との接点を持つためのヒントがZINEの事例から学べるかもしれません。
HIME企画出版ホームページ
https://www.himekikakushuppan.com/
ZINE専門のウェブサイト
https://zine.mount.co.jp/
出版業界の内幕を描いた映画「騙し絵の牙」 ZINEと思われる描写もありオススメ!
https://www.youtube.com/watch?v=dZZFg4bdCOQ
(原作小説もあり)
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