画像のおはなし

今回はデザインする上で欠かせない画像処理のおはなしです。

大抵のチラシ、ポスター、その他ありとあらゆる印刷物には画像が使われています。
もしご自身でデザインしたものを入稿する際、画像の基礎知識がないと適当に拾ったり撮ったりした形式のまま使われてしまうかと思います。
そのままでも印刷できないことはないですが、問題点として…

「色が大きく変わってしまう」

「画質が思ってたのと違う」

という事が起きる可能性があります。
特によく使われているJPEG形式は「保存すれば保存するほど圧縮される」という特徴があるので、何回も補正してるうちに画質が下がっていたりします。

具体的なケースとしては、最初は最高画質の設定で撮影したJPEG画像をチラシにそのまま貼って何回も補正を加えたとします。
そしてそれをポスターにする機会が来たときに思いの外、画質が下がり過ぎていてどうしようか途方に暮れてしまう…、なんて事があったりします。

そこで今回はトラブルを防ぐための方法を超簡単に3つに絞ってみました。
難しい事を書くと専門的過ぎるので、本当に最低限の事だけにします。

①   画像は必ず元画像を残し、加工する方と別々にしておく。
②   印刷に使うなら色の形式はCMYKにする。
③   自分で加工するならPSD形式(photoshopの形式)にして、貼るときはそれを元にしたEPS形式にする。(PSDだと重過ぎるので)

①についてですが、これはもう言わずもがな元に戻れるセーブポイントを作っておくという事です。
何かあっても元画像さえあればなんとかなりますので。

②は印刷などのPC等の画面上以外で色を表現する形式の事です。
難しい話は省略しますが、画面上と印刷上では色の形式が異なるため印刷したときに色が暗くなるという現象が起きるのです。
どうしようも場合がありましたら印刷を承る担当営業に一度ご相談ください。

③は書くか迷いましたが、ご自身でどうしても加工しなければならない時はこうすると大丈夫ですよ、という事を書きました。
こちらもどうしようもない時は担当営業にご相談ください。
加工前にご相談いただければさらに色々と対処しやすいです。

以上長々と書いてしまいましたが本当に最低限、画像を使う上での注意点…というか応急処置です。
難しい事は考えたくないよー、という方は最低限①だけでも構いません。①をやり忘れると印刷する所では何も対処できないので…。

なにとぞよろしくお願いします。

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