ルビッチなら、どうする。
これは『お熱いのがお好き』や『アパート鍵貸します』の脚本・監督したビリー・ワイルダーがアイデアに煮詰まったとき「ルビッチなら どうする」と師匠のエントスト・ルビッチなら どうするかと考え、解決の糸口を見つけるそうです。
「古畑任三郎」や「ギャラクシー街道」でお馴染みの三谷幸喜さんも、脚本に息詰まると「喜劇作家のニール・サイモンならどうする?」と唱えるそうです。
もちろんがエントスト・ルビッチやニール・サイモンが書いたセリフをそのまま引用するのではなく、エントスト・ルビッチやニール・サイモンを自分に憑依させて、いかにも言いそうなことを出すのに近いと思っています。
「◯◯なら、この問題をどう解くか?」と考えるとアイデアが浮かぶということです。
僕の場合、面白いことを考えていて、息詰まったら「小林賢太郎(ラーメンズ)なら、どうするか?」と考えます。いや、、息詰まる前から「小林賢太郎(ラーメンズ)なら、どうするか?」と考えているようにも思えます。
先日その小林賢太郎さんの「本」に関する展示会が名古屋のナディアパークで開催されました。
「本」に関する展示会なので、入場チケットは「栞」。
小さい会場ながら、ギュッと詰まった濃い展示会でした。
さあ明日から、マルワも15日まで夏休みとなります。
海へ、山へとご予定されている方もいらっしゃると思います。
「小林賢太郎なら、夏休みはどうする?」
僕の中の小林賢太郎さんは、こう答えます。
「僕にとっては普通の土曜日、日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日。
いつもと変わらず、面白いものを作り続けるだけ」と。
僕は面白いものを作る夏休みになりそうです。
コメント
[…] このブログでも「ルビッチならどうするか」については書かせてもらっています。(https://maruwastaff.wordpress.com/2019/08/09/%e6%9e%a0%e3%81%a8%e3%80%81%e7%b2%8b%e3%81%a8/ ) […]