今更ですが、令和デビュー!

人生初の元号の改定に、どう振舞うべきか分からないまま当日を迎えた私です。
“自粛”無しの改元は実に約200年ぶり。
過去に体験した人は誰も生きていないのだから、相応しい態度なんて分かる人なんて居ないよな、等と思いつつ、特番の画づらに「……元旦だ!?」とデジャビュを感じたりもしていました。

誰も経験したことのない譲位にまつわる儀式を執り行うために、伝えられていた文書を読み解く、というのには浪漫を感じます。
伝統を継いでいく、というのは大変なこと難しいことが多いですが、素敵なことだな、と思いました。
紙の文書は偉大です。勿論、それを遺そうと努力した人の手と想いあってのことですけれど。

 

さて、前年度末からの「平成最後の○○」だとか、「令和初の○○」という表現に対しては若干斜に構えた言動をとっていた私ですが、4月1日(月)の午後から(公示は午前11時でしたが)、「新元号元年」と仮置きされていた報告書のお仕事の、挨拶文やら奥付やらに赤字で令和と修正した時には、ちょっぴりドキドキも致しました。
新しく始めるきっかけ、変化する機会、気持ちの切り替え。
実際に変わったものは暦の上だけであろうとも、悪くないなと思います、私は。

 

そんな私の令和デビュー!はナゴヤドームでの野球観戦です。
かつてはドームの徒歩圏内(個人の主観です)に二十余年住んでいたのですが、本来の役目、野球の試合の時には一度訪れたことは無かったのですが、観戦チケットを頂いたことで図らずもデビューと相成りました。
野球のルールはふんわりと?も分かっていなかったのですが、端的に言って凄く楽しかったです。

前日まで二連敗していたのに令和初勝利!!した日だったのも理由として盛大にあると思いますが、応援し、一喜一憂する場内の空気感、スクリーンをフル活用した演出、マスコットキャラクターやチアのパフォーマンス、後ろの座席から聞こえてくる両球団のファンの批評コメント……興味深く、充実した時間を過ごせました。

応援するところ、拍手・声を上げるべきところが分かりやすく、自分も周りと一緒に盛り上がりたくなる気持ちがムクムク。絶対に応援用のバットの鳴り物を持って行くべき!と言って貸してくれたドラファンの妹には感謝です。

そして普段の私は、縁日の屋台でも買い食いは滅多にしないのですが、結構、フードとドリンクを買ってしまいました。あまつさえ、試合中に追加購入もしてしまいました。

周りも皆食べている×盛り上がって暑い×声援にカロリーを消費してお腹がすく……ということなのでしょうか。非日常の金銭感覚とはこういうこと?
これからの商品は、モノではなくコト、そしてコトにモノが付随していく、というのはこういうことなんだろうなぁ、と考えたのでした。

とりあえず、楽しかったのでルール等をきちんと勉強して、また行きます。

野球2写真は試合終了後のパフォーマンス。
テレビ中継しか知らない身には驚愕しかなかったのですが、勝利した日はこうなんですか?令和初勝利だから?それともこどもの日だったから?
ペンライト振りたかった……次の機会を狙います。

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