Q. ギネスブックで「世界一、怖いもの知らずの動物」としてギネスブックに登録されている動物は?
みなさん、どの動物を思い浮かべたでしょうか?
ライオン、チーター、ハイエナ、意外に カバ……。
ハズレです。
答えは「ラーテル」
多くの方が正解できなかったと思います。
付け加えて、この答えに多くの方がガッカリされたのでは ないでしょうか?
それは「ラーテル」が、あまり お馴染みの動物ではないからで、「解答の意外性の面白さ」や「誰かに出題したい欲」が満たされないためだと思います。
しかし!逆に「世界一、怖いもの知らずの動物 = ラーテル」だと知っていたとき、優越感であったり、書いているワタシと読んでいるアナタとの間に共犯関係に近い感覚が芽生えたかもしれません。
ラジオ。発信者(パーソナリティー)と受信者(リスナー)の距離感がテレビ番組に比べると近いと感じないでしょうか。
あれは「その番組独自の挨拶や名称、ニックネーム」など多用して番組を聞いている人にしか わからない合言葉のようなものを作り出し、共犯関係で距離を縮めています。
マジックショー。舞台に上げられたお客さん以外の、座席で見ている全てのお客さんにはマジックの種明かしをした上でマジックを行うのを見たことはないでしょうか。
あれもマジシャンと観客席との共犯関係を楽しんでいます。
世間話をするとき、つい みんなに伝わる単語を多用しがちです。
一般用語で話した方が「多くの人」に伝わるからです。
ですが、その会話の中に一般的ではない10人に1人ぐらいにしか伝わらないであろうマニアックな単語を選んで使って「なんで、その単語を知っているの⁉︎」という合言葉を見つけたとき、その人との距離がグッと縮まります。
難しいのは、その10人に1人ぐらいにしか伝わらないであろうマニアックな単語がビンゴしなかったときは、全く意味の通じないチンプンカンプンなな話になってしまうことです。
これは「相手がギリギリ知っていること」を狙って話すしかありません。
ということで、マルワブログ初の前編後編の続き物となっております。
前回の5月10日のブログ( https://maruwastaff.wordpress.com/2019/05/10/%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%a8%e3%80%81%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%a8/ )を合わせて読んでいただければ、これ幸いでございます。
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