プロとしての役割

先日、AdobeMAXというイベントにリモートで参加しました。
Adobe社はイラストレーターやフォトショップを作っているメーカーです。
イベントではソフトの最新バージョンの新機能についての説明や
効率の良い作業方法など、作業者にとっては目からウロコな内容ばかりでした。

新しい機能のなかにはAIを使った自動処理等もあり
かつてはデザイナーがコツコツやっていたことも
ワンクリックでできてしまいます。

iPad版のイラストレーターも登場し
ますますプロだけのソフトではなくなってきたという印象です。
最近はお客さまがデータを作って印刷だけマルワへという
ケースも増えてまいりました。

ではプロのデザイナーやオペレーターはどうやって生き残ればよいのでしょうか。

プロは仕事を通していろいろな経験をしています。
当然ミスも……
下の画像をご覧ください。

イラストレーター上で表示されていた文字が
実際印刷したら消えてしまったという「事故」です。
原因はこの文字に対して「塗りにオーバープリント」に
チェックが入っていたこと。

(オーバープリントについてはかなり専門的な話になるので
知りたい方はマルワの工場見学へお越しください。)

お客さまからいただくデータにもこういったものがよくあります。
マルワでは知識と経験を活かし、データチェックを行っており
安全なデータであることが確認できてから印刷工程へ進めています。

新型コロナの影響もあって、デザイナーの働き方も大きく変わろうとしています。
時代の変化に必死についていかなければいけないだけでなく
変化を先読みする力もつけなければと思う今日この頃です。

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