混抄紙

混抄紙というのをご存じでしょうか
「こんしょうし」と読みます

紙の製造において、ほとんどは 木材の繊維(パルプ)のみで紙は造られますが、混抄紙は、紙の材料に木材の繊維(パルプ)以外の素材を混ぜて抄いた紙で、森林資源の保護(森林の過剰伐採を軽減)や CO2排出抑制の観点から、環境負荷の低減に寄与する素材として近年注目されています。当社で取り扱っているフェアトレードの「バナナペーパー」ももちろん混抄紙です。

混抄紙の素材として利用されるものには
◆食品関連
お茶・梅の種・卵の殻・ぶどうの皮・小豆の皮・カカオ・おから・落花生・トウモロコシの表皮・サトウキビの搾りかす ・コーヒー豆の搾りかす 等
◆その他 素材
・ 芝生・エゾ松・ケナフ・竹・コットン・洋服の繊維・植物の茎 等
があります。
他にも役目を終えた紙幣を再利用した「紙幣混抄紙」という紙もあるようです。

混抄紙は使う素材によって色や手触り等独特の風合を楽しむことができます。
ただ大量生産をすることができないので、コストが上がる場合もありますが、本来捨てられる運命にある素材が紙として蘇ることができるのは環境面でメリットがあると思います。

まずは名刺から始めてみませんか。

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