色⑪:ターコイズ

色シリーズでブログを書いております。
ITと申します。

今回は、暑い日が続いているので、清涼感のある「ターコイズ」をご紹介します。

【ターコイズ】
ターコイズとは、ブルーとグリーンが混ざった色で、ブルーが多ければ「ターコイズブルー」、グリーン多ければ「ターコイズグリーン」になります。ターコイズとは、トルコ石(ターコイズ)の青緑色を指していて、語源はフランス語で「トルコの石」を意味する言葉に由来しています。ターコイズは、古代エジプトの時代から装飾品として身につけられ、信仰にも使われていたことから、神聖なイメージがあります。ターコイズ(トルコ石)は、日本では12月の誕生石で、石言葉は「成功」です。

【ターコイズがもつイメージ】
ターコイズは、ブルーとグリーンが混ざった色で、それぞれの影響を受けたイメージを持っています。ブルーには「一対一のコミュニケーション」「自己表現」という意味があり、グリーンには「調和」「バランス」という意味があります。ターコイズにも「コミュニケーション」の意味がありますが、ブルーがもつ意味に緑の影響を受けて、周囲と調和した「一対多数のコミュニケーション」のニュアンスになります。そのことから、絵画やダンス、料理など「言語によらないコミュニケーション」のニュアンスもあり、転じてターコイズは「クリエイティブ」のイメージを持ちます。

【ターシェリーカラーとは】
色は、下記のように分類されます。
・プライマリーカラー
…他の色と分けることができない、全ての色を構成する元になる色。プライマリーカラーは、ブルー、イエロー、レッドの3色(=色の三原色)です。

・セカンダリーカラー
…プライマリーカラー同士を混ぜた色のこと。セカンダリーカラーは、グリーン(ブルー+イエロー)、オレンジ(イエロー+レッド)、バイオレット(レッド+ブルー)の3色です。

・ターシェリーカラー
…プライマリーカラーとセカンダリーカラーを混ぜたもので、全6色あります。(ターコイズ、オリーブ、イエローゴールド、コーラル、マゼンタ、ロイヤルブルー)

赤、黄色、青(RYB)は、伝統的な減法混色の三原色(色の三原色)で、印刷で主流の減法混色(CMY)より前に使われていたものです。
ターコイズは、上記の分類の中で「ターシェリーカラー」にあたります。

暑い日が続いております。暑さでバテがちな季節ですが、清涼感があり、海外の海のような開放感のイメージを持っているターコイズを、ファッションに取り入れるなどして、暑苦しい季節を乗り越えましょう!

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