任せると、任されると

平和紙業さんでの「アンコール展」も終わり、愛知県印刷工業組合とクリエイターのコラボ事業「ワクワクぷりんと博覧会」は終了しました。

お越しくださった方、お買い上げくださった方、マルワと作り上げくれたクリエイターお三方、社内で制作をサポーターしていただいた方々、ありがとうございました。

収益面では反省点はありますが、個人的にとてもワクワク楽しんで取り組めました。

好き勝手やらしていただいた会社にも感謝しております。

今回は、このあたりのお話し。

はじめのはじめ、クリエーターさんとのマッチングイベントで行う自社紹介のとき、多くの会社が、その会社の顔である社長さんや重役であろう方々が登壇され自社をアピールする中、何も肩書きもない一社員の私が、自社紹介を発表しました。

人前で話しをするのは苦手で、できれば避けていたいと常々思っています。

それでも、この「ワクワクぷりんと博覧会」に関して、他の社員に任せるなら、自分がやりたいと思っていました。

「社内で一番、印刷物や、印刷物のイベントが好きである」と自負しています。

「好きこそものの上手なれ」と思い込んで、取り組んでいました。

昔に大阪の印刷会社さんで自社の商品を開発、販売しているお二人方にお話しを聞く機会がありました。

その中で印象的だったのが「会社から言われて作っているのですか?」という質問に対し「自分たちで考えて作り始めました。上司のアドバイスは聞かないですね(笑)実際、その上司に『この商品買いますか?』と聞いても「買わない」と答えます。この商品のターゲットじゃない。わからないなら黙っててくださいという感じで、自ら考え行動しています」

続けて「それでも、わたしたちは10数年、会社に勤めている中で、ある程度の実績を積んでるから意見が言えるし、会社も任せてくれています」

とても心強い言葉でした。

今回、会社が わたしに「彼に任せれば、何とかなるだろう」や「彼が適任」と思われたかは定かではないですが、声を掛けていただいたのは、「紙博」やイベントに行っていることを社長と話していること。マーケテイングの勉強会に参加したこと。「メッセナゴヤ」などのイベント出展に関わっているなどがあったからだと思っています。

これも通常業務も同じで「当社は環境に配慮しています」「SDGsをやっています」「MUDを取り組んでいます」「BCPも!」などを発信することによって、いろんな方から「じゃあ環境のことをマルワに相談してみよう」などとお話しをいただくことがあります。

ちゃんと日々やっていることと、それを発信する。

片方だけではなく両方をやっていないと、なかなか声が掛からない。

次回の「ワクワクぷりんと博覧会」では、各社の「社内で一番、印刷物系のイベントが好きである人」が旗を振ってワクワクしているところを見たいと思っています。

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