長年、印刷業界に携わっていますが、私は刷る専門でデザインには疎かったので、少し位は知っていた方がいいのかなと思い、社内でデザインをしている人にイラストレーターの使い方をレクチャーしてもらいつつ、デザインの事もレクチャーしてもらった時に、感じた事を今回、記載したいと思います。
● カラーパレットを使おう
カラーパレットは、デザインで使われる色の集まりです。明るい色やコントラストのある色の組み合わせを使うと、デザインが目立ちます。
例えば、赤と青の組み合わせや、黒と白の組み合わせは、相反する色の鮮やかさを引き立てます。
● フォントを工夫しよう
フォントは、文章の見栄えや雰囲気を決める大切な要素です。誰にでもわかりやすいフォントを選ぶと、デザインが読みやすくなります。
例えば、太字のフォントや、いろいろな大きさの文字を使うことで、デザインに立体感を出せます。
●レイアウトを考えよう
レイアウトは、デザインの配置やバランスを指します。デザインに使う要素をバランスよく配置することで、見やすく、かっこよく見えるデザインになります。
例えば、カラフルなイラストや写真を配置する場合、均等に広げるとバランスが取れます。
●シンプルさを忘れない
デザインは、視覚的な魅力を引き出すための手段ですが、あまりにも詰め込み過ぎると見づらくなることもあります。シンプルなデザインは、余白の活用やシンプルなイラストの使用など、簡単な要素で構成されます。誰にでもわかりやすく、魅力的に見えやすいデザインです。
●視線の動きを意識しよう
デザインでは、視線の動きを誘導することで、見る人の興味を引きます。
例えば、文字やイラストの配置によって、左上から下へと視線を導くことができます。誰にでも分かりやすいデザインを作るためには、視線の動きを意識しましょう。
以上が、学んで感じた事です。印刷を生業としている私としては、上記の事を大切にしてデザインされ印刷をしているのを改めて感じました。印刷物は誰にでもわかりやすく説明するためには、色やフォント、レイアウトなどの要素を簡単に説明し、具体的な例を挙げて説明すると良い事を学びました。いつか誰にでも興味を持ってもらえるような魅力的な印刷デザインが出来るようなスキルを付けたいと心に秘めて日々過ごしていきます。