一歩一歩

引き出しの中に1冊のノートが入っています。これは年に1~2回参加しているDTP関連の勉強会用のノート。話を聞きながらメモしたものなので、書いた本人しかわからない殴り書き状態となっています。

久しぶりに1ページ目からめくってみると、最初に参加したのは2011年8月6日。いまからちょうど11年前の日付で、内容は主にInDesign。
その後の勉強会の内容を見ると、アプリケーションの最新情報やテクニックはもちろんのこと、文字組版、書体の選び方、デザインの考え方や配色、ヒアリングのテクニック等々多岐にわたっていました。
その中にこんな一文を見つけました。
「読む人が意味を適切に取り出せるようにするのが文字組版」
当り前のことかも知れませんが、忘れてはいけない深い言葉です。

当時の同僚にDTPの勉強会があることを教えてもらったのがきっかけで参加したのですが、それまで「勉強会」や「セミナー」の存在を知らず、わからないことは多少ネットで調べるか同僚に聞くだけ、アプリケーションの設定はデフォルトのままだった私にとっては、勉強会で聞くことすべてが新鮮で、毎回目からウロコでした(現在もですが)。
勉強会がきっかけで参加したセミナーもあれば、常にチェックしているサイトもでき、購入した書籍も多数。
これだけ勉強したらさぞかし…と思われそうですが、現実は「勉強会に参加した」「本を購入した」で満足してしまうタイプなので、歩みはゆっくりゆっくりです。
それでも11年前よりは成長していると信じてこれからも参加したいと思っています。

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