師走の過ごし方

この時期は、日暮れが早く夕方5時にはもう辺りは真っ暗。なんだか一日が短く感じてなりません。

12月も半ばに入り、いよいよ今年もあとわずかとなりました。

ここ数年12月に入ってもあまり年の瀬という実感がわかないのは私だけでしょうか。

私生活でも仕事でも、なんだか以前ほどの慌ただしさがないような… 良いのか悪いのか…。ホントに12月なのかな?と思うくらい平穏に過ぎていきます。

ところで、お正月には欠かせないしめ縄ですが、みなさんの家では飾られていますか?

ほとんどの地域では、年末からお正月の「松の内」と呼ばれる期間内だけ飾られると思いますが、私の住む三重県の松阪・伊勢など中部より以南では、しめ縄飾りを一年中、玄関に飾っておきます。

ですので、この年末に新しい しめ縄飾りと交換するのが毎年の慣例となっています。

この一年中飾る理由については、じいちゃん、ばあちゃんに聞いても詳しことはわからず。調べてみると諸説ありますが、やはり疫病退散、無病息災を願う風習が現代にも続いているのではないかと思います。

この新しく玄関に飾られたしめ縄飾りを見ると一年が終わり数日後には新年がやってくるのだなと実感する時でもあります。

時代の流れではありますが、年末年始を過ごすにあたっていろんな行事が簡素になり、お正月を迎えるにあたり「厳かさ」がなくなりつつあるような気がします。

やはり昔から続く習慣など、次の世代へ受け継いでいく…というのも大切なことではないかと思います。

この年末くらいは、今年一年に感謝し、新たな気持ちで新年を迎える という心の準備も必要ではないのでは…。

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