年齢を重ねていく上で

「体型が変わったことによって着られなくなった」という物理的な理由はひとまず置いておいて…


服を着るにあたって、「前は好きだったけど今はまったく着なくなった、または着られなくなった」と感じたことはありませんか?

「今の自分の年齢」と「ブランドのターゲット層」「色味」「丈感」「素材」等との間にズレを感じて、結果着なくなったというパターンが多いのではないでしょうか?

「年齢とともに服も落ち着いていかなければいけない」なんてルールはもちろんありませんが、多くの人はなんとなくこう感じているのではないかなと思います。

さらにそこに職場や家庭での立場が加わってくると、「カチッとしなければいけない」「母親らしくしなければいけない」という理由によって、ファッションの幅が一気に狭くなりがちですよね。

「こうあるべき」だと刷り込んできた日本社会の罪深さよ…。

確かに、「人様に迷惑をかけるレベルの過度な露出はさすがになあ~」とは思いますが、それは全年齢層に言えること。

ただ、年齢を重ねるにつれて好きなものを諦めるのはちょっぴり寂しい気がします。

そこで、今回ご紹介したいのが「エイジレスファッション」という言葉。

エイジレスとは、「年齢にこだわらない、とらわれない」という意味になります。

私は「若いうちしか着られないから」という言葉にずっと違和感を覚えてきたので、前向きで素敵な言葉だなと感じました。

とはいえ、若い頃と比べると、白髪や皺の数が増えたり体型が変わってくるのも事実。

そんな中でも、ヘアカラーやメイク、服装で自分の理想の姿に近づこうと努力をされている方はいます。

一方で、身体の変化をコンプレックスと捉えるのではなく、今の自分を受け入れてその中で似合うものを見つける方もいます。

一見正反対の例のような気もしますが、共通するのは「自分らしさ」を大切にしているところ。

今、この先年齢を重ねてもずっと大切にしたいと思えるアイテムがあったとして。

例えば、それがスカート丈の短いワンピースだとします。

「足を出せる自信がないなあ~」となったとしても、下にパンツやロング丈のスカートを組み合わせることで、また新しい着こなし方を発見することができます。

もちろん、服が入ればそのまま着るのも有りです(体系維持をしっかりしなきゃですが。笑)!

自分に似合うものを理解した上で、私も「エイジレスファッション」を楽しんでいきたいです!

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