偶然の油、必然の電気

こんにちは。オンデマンド機担当のOです。
最近冷房のせいか体のあちこちが痛いです。水分が足りてないんでしょうか?

さて、毎回唐突で恐縮ですが、
今回は「油絵」と「印刷」の違いというテーマで話してみようかと思います。
毎月ブログを書いているとネタが尽きてきたので、
少々自分の昔話もしつつ話を膨らませようという魂胆です。

「油絵」と「印刷」……そもそも比較すらできないのでは?と思われるでしょうが、
何故そんな事を言い出したかというと筆者は大学が美術系で油絵を専攻おりました。
そんなバックグラウンドがある上で今現在印刷オペレーターをやっていると、
恐らくは他の人と違う感じ方をしているだろうなと思う点もあったりするのです。

もちろん人それぞれ違うバックグラウンドを持っているので、
それこそ皆さん日々向き合っている仕事に対しての感じ方は違うと思います。

ちなみに私はその経験があるから今のオンデマンド印刷オペレーターをしているかというと、
全然そんなことはないですし、むしろ活かせる知識は何一つとして無かったです。
こんなにデジタル化した世の中で後先考えず油絵をやっていたのは何故だったんだろうと、
今でも思い出して苦笑しております。
(それなりに楽しくは過ごせましたが)

さておき、ここからは本当に単なる主観の話にはなりますが、
「油絵」と「印刷」の違いについて軽くお話します。
(趣味か仕事かという話ではなく、考え方や概念的な話として)

どちらも大まかに言って「画を映し出す行為」ではありますが、
一番大きい所として「偶然」を活かすか殺すかという違いがあります。

油絵の場合、画面上で絵具をいじくり回していると「偶然」良い表現や絵肌が生まれたりして、
それを完成まで繋げるという事が多々あります。
「一点もの」としてそれこそ「印刷」には真似出来ない、
その作品特有の部分とも言えます。

対して印刷の場合、その「偶然」はあってはならないものとされます。
例えば「シワ」とか「汚れ」……出て来ようものならオペレーターは
問答無用で排除しなければなりません。

そもそも見る人に「どこまで情報を伝えるか」という事に差がある2つですので、
それぞれ当たり前の事をしているだけなのですが、
こうして2つを並べてみるとそれぞれの違いによる面白い所が浮かび上がってきます。
考えようによっては似ている行為にも思えるし、正反対の行為にも思えてきます。

まあ、今回のブログで何が言いたかったかというと
色々比較してみると変わった発想が生まれたりしますよ、という事です。

最近会社で
ポスターグランプリ(http://www.ai-in-ko.or.jp/news/2022/04/12.html)
の応募準備を進めているので、
色々アイデア出しする際に使える考え方として載せてみました。

話がまとまりそうもないので露骨な入れ方にはなりますが、
弊社社長が審査委員長を務めるポスターグランプリの宣伝をさらっと入れて、
今日のブログを締めたいと思います。

皆様も宜しければご応募くださいませ。

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