梅雨が明け、セミの鳴き声もちらほら聞こえ始めて、いよいよ夏かと思いきや、台風の到来後まるで梅雨のような不安定な天候が続いています。
自転車通勤の私は突然のゲリラ雷雨に帰宅時間を遅らせる羽目になったり、やむなく公共交通機関で帰宅することになったりと天気予報をチェックすることが日課となっています。
先日、残業を終えて自転車で帰宅していた途中、いつもより風が強いのが少し気になるなあと思っていたら突然ペダルの動きが悪くなりました。嫌な予感がして後ろ見て見ると、履いていた薄手のフレアスカートがチェーンに絡まっていました。
前にも後ろにも進めなくなり、しかも暗いのでどんな状態になっているのかもわからない中、なんとか外そうと引っ張ってみてもビクともしません。
自宅までは数百メートルの距離でしたが、家族はすでに寝ていたり、帰宅してなかったりと頼れない状況。鋏も持ってないため、その場で困り果てていたら、たまたま近くを通りかかった散歩中の70歳くらの男性が「どうかしましたか?」と声を掛けてくださいました。
事情を説明すると絡まったスカートを外す手伝いをしてくれましたが、外すのは難しく「ちぎることはできそうだよ」と言われたので、お願いしてからんだ部分をちぎってもらい解決することができました。
スカートはダメになってしまいましたが、見ず知らずの私に声をかけて、手助けしてくださった男性には心から感謝です。「日本人は冷たくなった」ということも言われていますが、世の中まだまだ捨てたものじゃないですね。
実はこのスカートの巻き込みは1年前にも経験していて、その時は絡まった場所が違ったので自力で外すことが出来ました。「気を付ければ大丈夫だろう」と軽く考えて、特に予防処置的なこともしていませんでした。ですが、今回2度目でしかも見知らぬ人に迷惑をかけてしまったことを反省し、同じことを防ぐための方法を調べてみると、巻き込みのトラブルが結構多いことを知りました。予防対策もいくつかあったので参考にし、また起きた場合に備えて自分で対応できるよう、小さな鋏も携帯しました。
備えあれば憂いなし。仕事にもつながりますね。
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