「君は牛を二頭持っている」(きみはうしをにとうもっている、英: You have two cows)は、主に欧米語圏で、一連の政治的ジョークの始まりによく用いられる定型文である。この文が用いられているジョーク・皮肉一般を指すこともある。なお、ここで言う牛(cow)とは雌の乳牛のことである。
この定型文が意図するところはすなわち、「君は牛を二頭持っている。」という例文に沿って、政治そのものや政治に関する概念、また通貨、資本、生産方式など、さまざまな概念を暗喩するジョーク・皮肉のことである。
(Wikipediaより引用)
こんにちは。オンデマンド機担当のOです。
さて、タイトルにある「君は牛を二頭持っている」。
日本人には馴染みのない言葉ではありますが、落語の「なぞかけ」のような一種の思考ゲームみたいなものだと解釈すれば、多少は飲み込みやすいかもしれません。
極端な話、万物をこの「牛二頭」に置き換えて、なおかつユーモアを交えつつ表現するのです。
そもそも何で私がこんなニッチな事を知っているかというと、私の好きなウェブサイトに「アンサイクロペディア」(https://ansaikuropedia.org/wiki/メインページ)というWikipediaのパロディサイトがありまして、そこで昔に偶々見つけたのです。(読むと嘘とユーモアだらけの面白い記事ばかりでとても癒されます)
そして、こちらで紹介している仕事で使うOSやソフトを牛に例えた話が、あまりにも秀逸だったため今回ご紹介させていただきたいと思った次第です。
ということでいくつか個人的に面白かったものを例文がてら、ご紹介させていただきます。
マイクロソフト
君は牛を二頭持っているが、所有はしていない。
君の牛は病気にかかっており、君は牛を健康に保つために、牛が生み出すよりも多くの費用を費やす。
君は、その牛以外の選択肢があることを知らない。そして、君の牛が出す牛乳には依存性がある。Adobe Photoshop
君は値段の高い牛を二頭持っている。
その牛を本当に使いこなせているかどうかは、不明である。
そもそも、その牛はクローン牛でないかい?Microsoft Office
(アンサイクロペディアより引用)
君は社会人になったので、牛を二頭与えられた。
君は牛二頭を使って仕事をしろと言われる。
牛二頭の使い方を知らない(あるいは理解しようとしない)上司は偉そうにしている。
牛二頭は下らない芸は沢山できるが、肝心の牛乳の出が悪い。
いかがでしょう?
「牛」は財産、「牛乳」は成果物を指しますが、飼うためには「餌(コスト)」も要るし、「病気(リスク)」もあるので、それがとても言い得て妙で何にでも当てはまってしまうのです。
ブレインストーミングで会社の事を話し合う時に良い題材になるかもしれませんね。
最近は特に不安定な世の中ですので、皆様もたまにはこういうのを見て気分を変えてみてはいかがでしょうか?
……という提案のお話でした。
ご自愛くださいませ。
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