毎月、何百冊と出版される書籍が店頭に平積みされているのを、あるいは新刊コーナーに所狭しと並べられているのを書店で見かけます。
事前に決めていた目当ての本以外に、リサーチに引っ掛かっていなかった面白そうな本を探す、というのも書店で本を買う楽しみの一つだと思いますが、タイトルや表紙を何となく眺めて、ピンッ!ときたら手に取って……インスピレーション重視ではないでしょうか。
当然ながら、多くの競合の中から目に留まるよう、様々な努力がなされているそうです。
テーマを絞った内容の新書(フォーマット化されたの表紙にタイトルのみ)は、カバーデザインが決まっている分、差異を帯で出したり、タイトルを印象的なものにする努力をしているそうです。
インパクトのあるタイトル付けのテクニックに、「数字を入れる」ということがあるとか。
例えば、
江戸300藩の意外な「その後」―「藩」から「県」へ 教科書が教えない歴史 (PHP文庫) 文庫 – 2005/2 日本博学倶楽部 (著)
主題に入っている「300藩」という数字で、詳しくない人は江戸時代に300も藩があったの?と驚き、歴史好きの人は詳しく載っていそうな気配に興味を惹かれる、という数字によって具体性が増すのだそうです。
また別のタイトルの付け方の傾向の一つに、本の内容を具体的(あるいは説明的)にタイトルにする、というのがあります。
ライトノベル等で特に強い傾向で、タイトルの文字数がどんどん増えているのだとか。
ちらっと調べてみたら、72文字とか76文字(サブタイトル含む)とあって驚きました。眺めてみると、何となく主人公の立場とメインに出てくるのがどんなキャラクターか分かるような?
名付けも色々あるものだなあと思いました。
なお、今回そんな風に考えたきっかけは先日出会った「お茶」
それがコチラ。
ハーブの専門店での邂逅ですが、インパクト大。
パッケージ裏の効能を眺めて、試飲させてもらって、決めました。
その他にも大好きな「期間限定」とか色々ありましたが、ハーブティなのに「最強」を名乗る心意気やよし!!
毎朝飲んでます、美味しいです。
プラシーボ効果かもですが、元気が出ます。素敵。
タイトルが商品を活かす、かなり大きな要素を担っているとしみじみ実感した期の終わりです。
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