自分にとっての当たり前=相手にとっての当たり前?

こんにちは。
いよいよ名古屋も今日くらいから梅雨入りですねー。
湿度でジメジメする日が続くのは仕方のないことですが、気持ちまでジメジメになってしまわないよう、気をつけていきたいところです。

さて、突然ですが……
みなさんは「自分の当たり前が、実は相手にとってはそうじゃなかった」というパターンに遭遇したことはありませんか?

例えば、共通語だと思って使っていた言葉が実は方言だった……とか。
特に私はこちらの出身ではないので、会話の中で聞き返したり、聞き返されることがたまーにあります。笑

実際に体験した事例をお話ししますと、半年前実家に帰った時のことなのですが、お昼に祖母が歩きで出かけていったきり、行方不明に……という大騒動がありました。(それも大晦日に!)

夜になって辺りが暗くなっても帰って来ず、家族総出で近くを捜索。
決めた時間まで探しても見つからなかったら、警察に行って、放送をお願いしよう!となり。結局、見つからなかったため、近くの警察署へ。

祖母の情報を伝え終え、警察官が「今から放送を流しますね」というタイミングで、警察署の電話が鳴り、なんと祖母を保護してくださったという優しいご夫婦から連絡が。

結局、おそらく行ったことないであろう場所、それも自宅からかなり離れたところをうろうろしていたようで……。
(とりあえずその日は事故等に巻き込まれてなくてホッとしましたが、今後が心配です。苦笑)

さて、話を戻しまして……
この話の流れの中で、「ん?どういうこと?」と思われた部分はないでしょうか?

実は、この騒動のことを地元以外の人に話すと、よく「放送って何?」とつっこまれることがあります。

私の中では、こういう時に使う放送=防災行政無線のことでして。
たぶんこれ田舎あるあるだと思うのですが(というか私の地元だけ?)、市民への情報伝達はほぼこの防災行政無線で行われています。
選挙や運動会等のイベントの情報、今回のような行方不明者の情報などなど。

あの大ヒット映画「君の名は。」を観られた方はわかると思うのですが、町民を隕石から避難させるために、町を電波ジャックするシーンで防災行政無線が出てきます。これのことです。私はどこにでも当たり前にあるものだと思っていましたが、つっこまれて初めてそうじゃないと気付かされました。笑

これって、仕事に置き換えてみても、お客様との会話の中にも実は潜んでいるんじゃないかなと思ってます。印刷の専門用語ってけっこうたくさんあるので……。
自分たちの当たり前が実は相手にとってはそうじゃないということを常に頭に置いて、初心を忘れないようにしたいです。

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