マルワの掲示板にドーンと目立つように貼ってある「キャプテン・マーベル」のポスター。
これは、厚生労働省による「女性の健康週間」啓発ポスターになります。
こんな取り組みがあったのかと私も初めて知りましたが、多くの人に周知するために話題の映画とタイアップするとは、官公庁も最近は柔軟になったと隔世の感があります。
一昔前なら、”ヒーロー”とは男性を差し、女性の場合はもれなく”ヒロイン”と称されていたと思います。未だに「#Me Too」運動に代表されるように、性差別が横行するハリウッドがイメージ払しょくに躍起になっている感はありますが、件の女性ヒーロー映画を目にする機会は多いです。
そんな中でも対照的なのが、マーベル(=ディズニー)の「キャプテン・マーベル」とDCの「ワンダーウーマン」です。
▲キャプテン・マーベル
▲ワンダーウーマン
どちらも、強い女性が主人公=ヒーローで大変楽しめる映画なのですが、ビジュアルの方向性が真逆な所が興味深いですね。
「キャプテン・マーベル」は全身スーツの戦闘服で肌の露出はほとんどありませんが、「ワンダーウーマン」の方は見ての通りの勝負服?に加え、若くセクシーな女優さんがキャスティングされています。
原作があるから一概にはいえませんが、後者の方がやや男性客に訴求した感は否めないかと。
一方の「キャプテン・マーベル」は途中、女性差別を受けながらも何度も立ち上がるシーンが感動的で、女性に強く共感を得られそうです。
(でも、ディズニーのポリティカル・コレクトネスが過ぎるようも感じるけど。。。)
毎回映画の話で恐縮ですが、こういう視点から観るのも私の楽しみであったりします。
最後にSDGsから
「ジェンダー平等を実現しよう」
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
ジェンダーフリーは、持続可能な開発のための2030アジェンダを構成する17のグローバル目標の一つです。マルワもSDGsの取り組みに共感し、ジェンダーフリーを推進していきます。
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