Excel・Wordの活用⑥

今年はすでに梅雨入りをし、じめじめした日が続いています。

先月はIF関数の基本的な部分をご紹介させて頂きました。

▼先月のブログ

さて、今回は前回の続きで「IF関数」の活用法の一部をご紹介したいと思います。通常のIF関数の式に「AND」と「OR」を使い活用する方法をご紹介いたします。他にも別の関数に「IF」をつける活用方法もございますが、そちらは来月頃にでもご紹介できたらと思います。

先月でご紹介した「IF関数」単体では「条件が1つ」しか設定できません。しかし、状況によっては複数の条件のもと結果を表示したい時があります。そんな時に使用するのが「AND関数」と「OR関数」です。

▼AND関数

「複数の条件をすべて満たしているかどうかで判定したい時」に使用します。 文章で考えると次のような形です。

「もし、○○が××で、なおかつ、■■が△△で、なおかつ、●●が◇◇だったら、真の場合,偽の場合」

▼OR関数

「複数の条件のうち、どれか1つでも満たしているかどうかで判定したい時」に使用します。 文章で考えると次のような形です。

「もし、○○が××、または、■■が△△、または、●●が◇◇だったら、真の場合,偽の場合」

式の構成は次の通りです。「=IF(AND(論理式1,論理式2・・・)真の場合,偽の場合)」 式の組み方は両方一緒なので「AND」を入れるか、「OR」を入れるかで帰ることが出来ます。今回は「AND関数」を元に例題を紹介していきます。

前回の条件は「利益が80以上の場合は○、80未満の場合は×」でしたが、今回はこの条件に「原価が300未満のものは~」という条件を追加し、「利益が80以上で、なおかつ原価が300未満のものは●、そうでないものは△」と表示するように判定に式を入れてみました。

このような結果になります。

☆「AND」はすべての条件を含む、「OR」は一部の条件を含む この使い分けが今回のポイントになります。

「AND]や「OR」を活用することによって複数の条件で計算することができるのでとても便利です。

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