センスと、教えると

昼間、そうめんをすすりながら、たまたま点いていた再放送の番組を眺める。

そこには女優・森川葵さんが、「けん玉」や「石を投げて水面に弾ませる水切り」や「輪ゴム鉄砲」や「クレーンゲーム」などの達人のところに出向き挑戦する総集編のような内容でした。

達人が半年掛けて出来た技を、数時間掛けて練習しても出来ないのが普通なところ、1回目で出来てしまうというセンスの塊のような人。

僕は疑り深いのでテレビ的編集や改ざんを疑いますが、いとも簡単に出来てしまうには、かなりの練習をしないといけない。

それに1度や2度ではなく、全てにおいて驚異的に成功してしまう。

その面白さと驚きはバラエティというよりは、マジックを見ている感じに近く、惹き寄せられます。

 

コップを積み上げ、もう一度、元通りにするまでのタイムを競う「スポーツ・スタッキング」。

文字で書くと何のこっちゃな内容ですが、そういう競技です。

ここでも、初めてやるのには素人離れしたタイムを叩き出し、最終的には数時間で国内大会の入賞圏内に入るタイムを出すという快挙を成し遂げました。

 

ここで注目したいのは、教える達人の熱の入り方。

もちろん最初は、センスの良さに驚いていますが、どんどん記録が更新され、どんどん高みを目指す森川さんに、どんどん熱が入っていき、快挙を成し遂げた瞬間、本当に喜んでいるように見えました。

これって、普段の社会生活でも似た感じを受けることがあります。

・その人に合わせたレベルの答えを言う。

・熱心に尋ねて来る人には、それに応えたいと思う。

の2つです。

どれくらいの知識があるか、それに合わせて、こちらも質問に答えます。

また、相手の熱量に合わせて、こちらの熱量も合わせます。

例えば、はじめてのコンビニアルバイト初心者に、1日目で「仕入れ発注のやり方」を聞かれても事細かに教えません。どんなに熱があっても、知識がない人には教えても無駄と感じてしまうからではないでしょうか。

つまり、何かを他者から、学び聴きたいときは、それなりに勉強して知識があり、かつ熱心に質問する。

そうすると応えてもらいやすい。

インプットとアウトプットをしっかりするという、無難な答えになりました。

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と言いながら、この連休は「赤味噌もつ煮込み」を食べるぐらいで、あまりインプットをしなかったのですが。

 

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