これなら私にもできそうかも

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最近髪の毛をばっさり切りたい欲に駆られているのですが、このご時世、美容院に行くのにすらちょっぴり躊躇してしまいます。大変な世の中です。

さて、伸ばしっぱなしにし続けて毛先が傷んでしまっている……そんな状態の私の髪の毛ですが、これが他の人の役に立つこともある、というお話を今回はしようかと思います。

はて、自分の髪の毛が他の人の役に立つ、とは?

ちょっと意味がわからないですよね。

「ヘアドネーション」という単語を耳にしたことはありますか?

たまに芸能人の方たちがSNSで発信することもあるので、ご存じの方も多いと思います。

元々、アメリカで行われていたボランティア活動の一種らしいのですが、要するに、自分の髪の毛をウィッグの材料として寄付するという活動です。

その寄付で集まってできた人毛のウィッグは、癌や先天性の脱毛症、不慮の事故などで髪の毛を失った子どもたちの元に届きます。

寄付の条件も意外と簡単で、

31cm以上の長さ

・ヘアカラー、パーマ、白髪OK

・国籍性別年齢問わない

(※基本的には、髪がすぐに千切れるほど傷んでいなければどのような髪質でも可)

上記がそろっていればよいとのこと。

ヘアドネーションの存在を知った後だと、せっかく頑張って伸ばした髪をあっさりと捨ててしまうのはなんだか勿体無いような気もしてきます。

ただ、寄付する側はカットして気分スッキリ、満足、がゴールではないと思います。その届いた先のどこかの誰かを笑顔にするのことが目的なのではないかな、と。

自分がお洒落した時に感じる楽しみを他の誰かにも共有してもらうため。

ウィッグを着けることで、自分に少しでも自信を持ってもらうため。

寄付に参加する理由は人それぞれだと思いますが、国籍性別年齢問わず、誰でも参加ができちゃう点は、とても自由で素敵な活動だと感じました。(わたしは献血の場合だと、だいたいの確率で血を使ってもらえないので……)

どうせここまで伸びてきたのなら、後もう少しだけ頑張って伸ばしてみて、寄付するのもありかな?とか考えている今日この頃です。

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