日の目を見る時

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一時期お店の商品棚から消えかけていたトイレットペーパーですが、最近また姿を見るようになり、ひとまず安心。

デマによる傍迷惑な騒動でしたが、この一件がきっかけでちょっぴりスポットを浴びることになった商品があります。

 

みなさんは「ちり紙」をご存知でしょうか?

水洗トイレが一般家庭に普及する昭和40年代後半頃まで使用されていた生活用品です。今ではトイレットペーパーやティッシュペーパーがその役割を担っていますが、かつてはちり紙が主流だったそうです。

あまり注意を凝らして見たことがないため、正直今どういったところに売っているのか定かではないのですが。

トイレットペーパーが手に入らない代わりにちり紙で代用する、なんて方もいたようです。

昔から変わらない、昭和レトロなパッケージデザインが「一周回ってかわいい!」と、ちょっとした話題に。

 

若い人の大半は、「ちり紙」という単語すら聞いたことすらないのではないでしょうか?

そんな若い人に分類される私ですが、実はこれ使ったことがあります。

母親の実家のトイレが汲み取り式トイレだったため、遊びに行った際に部屋の片隅にちり紙が積まれていたことをふと思い出しました。

(今思うとこの時代にかなりレアな体験なのでは……?笑)

 

トイレットペーパーの登場によって、何十年もひっそりと姿を潜めていたものがまさかこんな形で日の目を見ることになるとは……

本当にいつどのタイミングで注目を浴びるかわからないものですね。

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