「ゴホン!」といえば、選択と集中

何をテーマにブログを書こうと困っていたところ、朝礼で今週の週番(マルワでおなじみの週ごとの当番)さんが「龍角散」の話をしてました。

私はけっこう龍角散の味がクセになって好きなんですが、苦手な人もいるんだなぁと思ったりしながらこの機会に龍角散ネタで記事をあげさせていただきます。
0b846dfd5db430ba84c72271567cec18_s

ご存じ「龍角散」は株式会社龍角散の製品です。中国では神薬と呼ばれるほどの人気ぶりで、訪日中国人の爆買い対象になっていた時期もありました。最近中国でも買えるようになったそうで、益々マーケットを広げています。

そんな成長企業も一時は倒産の危機に陥っていたそうです。
老舗メーカーのおごりもあって主力商品の売上が落ち込み、それではと送り込んだ新商品も鳴かず飛ばず。そんな最中でとった施策が龍角散ブランドへの「選択と集中」だったそうです。
「龍角散」と並ぶ人気商品であるのど薬「クララ」(ご存じの方は結構年齢層高め?)を思い切って廃止して、限られた資源を「龍角散」に集中。その結果のど飴や「龍角散ダイレクト」というヒット商品が生まれ、業績がV字回復したんですね。
現在では「らくらく服薬ゼリー」といった新しい需要を起こすヒット商品にも恵まれています。

龍角散の宣伝記事になってきましたが、自分だったら人気や実力があるのにその一部を捨てることはできますか?という問いかけてみたいです。
大企業なら別ですけど、資源や時間に制約のある多くの企業や人にとっての生き残るためのキーワードが「選択と集中」だと言われます。
自分(自社)の強みを見直し、最大限発揮できるサービス(製品)を究めていくことで顧客の満足度や製品の質を上げてことになるという考え方です。

他には自動車メーカーのマツダが「選択と集中」によって車種を絞ってワクワクする多くの車種を発表して、ブランドイメージを大きく向上させました。
50355b49a8cac87820e976da4da06d97_s

リスクもある考え方ですが、皆さんの強みについて見つめてみるきっかけになれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました