苦労と、「知ろう」と

読売ジャイアンツやメジャーリーグのレンジャーズやレッドソックスなどで活躍され、今年5月に現役を引退された上原浩治さん。

今後、指導をしていくならプロ野球よりもアマチュアの方に興味があると答えられておりました。

その中で「まず、何を教えますか?」の質問に「まずは野球は楽しいということから始めないと、投球フォームやバッティングフォームよりも、まず好きに投げて好きに打つこと。宮本慎也(元ヤクルトスワローズ)さんがやってるする小学生の野球大会がバント禁止なのは大賛成ですね(要約)」と。

当代の三遊亭円楽さん。笑点の紫の人。

「うちの師匠(先代の圓楽)も、談志師匠も、歌丸師匠も。学ぶことは一緒。『落語が好き』ということだけ」

マルワには多くの学生さんが工場見学に、やって来られます。

学生と言っても小学生からデザイナー志望の専門学校の生徒さんまで幅広いのですが、基本、伝えることは同じで「印刷って楽しいでしょ」ということです。

具体的には僕は印刷物を折ったり、本にしたりする「加工」を担当しているので、すごいスピードで紙が折られていくところや、糊で製本する無線綴じでは出来立てホヤホヤの本は温かいというのを実際触ってもらったりしています。

「好きなことを仕事にすべきか?」の答えは、僕には わかりません。

全世界の全員が、自分の好きなことを仕事にしているとは思っていません。

ただ、好きなことを上手くなろうとすることは、嫌いなことを上手くなろうとするよりも苦痛や苦労を感じない気はします。

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