オリンピック!日本発祥ってご存じでしたか?

ゴールデンウィーク明けにはチケット抽選申込がスタートするなど、いよいよオリンピックが盛り上がってきました。(その前にラグビーワールドカップも開催されるので、お忘れなく!)

さて、冒頭のタイトルの答えですが、柔道とかの競技の話ではなくて競技アイコンのお話です。

世界中から注目が集まるビッグイベント、競技の紹介は誰が見ても“分かる”アイコンが必須です。

そこで用いられるのがヨーロッパで生まれ、日本で進化したという「ピクトグラム」です。

紹介動画をご覧いただいた通り、文字が無くても何の競技で、どんな動きかが分かりやすいのではないでしょうか?

実はオリンピックのスポーツピクトグラムが採用されたのは先の1964年の東京オリンピックが初めてだったそうです。当時の日本人はまだまだ国際交流に苦手意識が強く、戦後初めてといっていい国際イベントに訪れる、様々な国からの外国人とのコミュニケーション問題を解決するために、新進気鋭のグラフィックデザイナーが集まり考案されたそうです。
(しかも彼らは著作権を放棄したそうです!)

この時のピクトグラムが好評だったため、その後もオリンピックの際に開催各国がそれぞれにデザインを変化させて受け継がれていき、ぐるっと回り2020東京オリンピックへとバトンが繋がったんです。

著作権の問題が分からないので、50年前まで遡れるメキシコまで画像を紹介させていただきます。

興味があれば他の開催国も検索してみてください。

いわばピクトグラムのトップランナーを自負する私たちですが、それは漢字から、かな文字を産み出してきた日本人特有の感性のなせる業ではないでしょうか?

スマホでも必須の顔文字なんかも、日本人は好きですよね!(^^)!

そんな固有の文化を誇りに思いつつ、私たちも印刷業に身を置くからには「伝わる!」で最大限に貢献したいのです。

「メディアユニバーサルデザイン」はその一つで、情報の8割以上を占めるという「視覚情報」の課題を解決する考え方です。
(ピクトグラムの活用も手法のひとつにあります)
マルワでは(ほぼ)全員がアドバイザーの資格を持ち、伝わりやすい印刷物をご提案します。お困りごとがあったら、お気軽にご相談下さい。

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