お経を読んできました。
住職さんに、伺ったところ今回の行事は、施餓鬼という行事です。
施餓鬼とは、仏教の法会の一つで、餓鬼道に落ちた霊や、無縁仏と呼ばれる供養されていない霊に対して、食べ物や飲み物を施し、供養を行うことです。
餓鬼道とは、仏教の六道輪廻の一つで、生前の悪行によって、常に飢えや渇きに苦しむ世界のことです。
僕は、見習いのお坊さんということで参加しました。
本格的に法衣を纏って行いました。
他のお寺からやってきた僧侶さんもいらっしゃって、どの方からも「ん!?誰だ??」
という表情をされて、恥ずかしかったです。
尼僧さんも4名いらっしゃいました。
皆さん、坊主でしたが私だけ、フサフサと髪の毛が生えていたので、気まずかったです・・・・・・
いよいよ「施餓鬼」行事の開始です。
始まってびっくり!
僧侶のお経を読むペースが物凄く早い!!
かなり焦りました。何いっているのか全くわからず、ついていけない!!
とにかく、やっている風な雰囲気を出すために、口パクでそれっぽいことを
唱えていました。
程なくして、向かいの僧侶の方が立ち上がり、鈴を鳴らし、太鼓を鳴らすので
太鼓の音が終わったら、僕がドンジャラ(シンバルのような楽器)を鳴らします。
最初の3回くらいは、タイミングがわからず焦って、ドンジャラを落としそうになったり
お経本を、落としそうになったりしました
お経本を読んで、
ドンジャラ(シンバルのような楽器)を鳴らして、
またお経を読んで・・・・・・。
このサイクルを100回以上はやりました汗
7時30分から始まって、12時までずっとお経を読み続けました
すっごい疲れました。ばてましたね^^;
汗はだらだらで、
お手洗いも、途中行けなかったのもキツかったです。
スタッフの方が、途中お茶をくれるのですが、全部飲まないようにしていました。
僕にとっては修行でしたね。
でも、良い経験でした!
でも、僧侶さんは本当にすごい!
読経を丸暗記してるんですもの。
そして、尼僧さん。
70歳〜80歳の年齢の方だと思われます。
3時間以上やっているのに、休憩の際「暑いねぇー」とはおっしゃっていましたが、
バテた様子は、全くありません。
ケロッとした表情が印象的でした。
すごーい・・・・・・・・。
昔は、朝から夕方までぶっ通しでやっていたそうです。
ヤバーい。
ということで、次回は9月下旬にまた行事があるそうで、参加することになりました^^;