タツキ世代

こんにちは。オンデマンド機担当のOです。
暑いですね。昼間に外を出歩いている人を見るだけで尊敬してしまいます。

さて先日、映画館で「チェンソーマン」で有名な漫画家、藤本タツキ先生原作の「ルックバック」を見てきました。
私はめったに映画館は行かないのですが、原作の読み切りマンガを読んだ時にとてつもない衝撃を受けたのを覚えており、これは流石に見なくては…と思った次第です。

連載中の「チェンソーマン」も、その前作の「ファイアパンチ」でも何かと度肝を抜かされていましたが、この「ルックバック」は群を抜いて完成度が高い作品なので、もしよかったら見てください。

さてさて本題に入りますが、タイトルの「タツキ世代」についてです。
先日漫画家の鳥山明先生が亡くなったのは記憶に新しいところですが、偉大な漫画家というのは後世の漫画家たちにも多大な影響を残していたりします。

具体的には絵のタッチや仕事のプロセス、描くための道具を皆が真似したりします。
その辺りはまあまあ漫画家の世界ではよくある話なのですが、この藤本タツキ先生の場合はアニメ業界にも前代未聞の影響を与えています。

具体例を挙げると「読み切り作品の映画化」です。
漫画作品を映画化する場合、大体は長期連載の人気作品をアニメ化するのが一般的です。
アニメ業界もそこそこお金をかけて制作するので、元が取れる見込みがないと作りたがらないからです。
実績がある漫画家の原作だったとしてもこの挑戦は業界にとっては一大決心だったのではないでしょうか。

「ルックバック」の原作を読んだ一読者としては、映画化したら当たるだろうな、という想像はしていましたが、そこまでアニメ業界を決心させるのは並のことではありません。

他にも連載作品の「チェンソーマン」をアニメ化した際、毎話オープニング・エンディング曲が変わるのも当時話題になっていました。
一作品にここまでお金をかけるのか~、とこちらも驚いた記憶があります。

…とまあ、業界で異例づくしの対応をされている藤本タツキ作品で書きたい事はまだまだありますが、最後に私が言いたい事は「面白いですよ」の一言に尽きます。

暑い日が続きますので、遊びに行くなら映画館で映画を見るのはいかがでしょう?

タイトルとURLをコピーしました