口の中が痛い人たちへ

こんにちは。オンデマンド機担当のOです。
数日前からとてつもない暑さになってきましたね。

数年前の夏、会社近くでお年寄りの方が暑さで崩れるように倒れるのを見てしまいましたが、もう明日は我が身だと思っています。
よく言われていますが、水分・塩分をこまめにとって日陰をなるべく歩きましょう。

さて、話は変わりましてタイトルの「口の中が痛い人たちへ」というお話です。
筆者は数年前から、ある時期になると口の中が痛くなる症状に苦しめられておりました。

「口の中が痛い」と言ってもそれは痛みの場所によって虫歯なのか、歯茎の痛みなのか、口内炎なのか…考えられるものは様々あります。
ですが、結論から言うと全部痛いのです。舌、歯茎、頬の裏…全部です。

正確には日によって痛い場所が少しずつ入れ替わるのです。
これは何だ?と思って調べてみましたら、原因が大体分かりました。

「口腔アレルギー」です。

「口腔アレルギー」とは何なのかという話になりますが、簡単に言うとアレルギー症状によって免疫が異物を過剰に攻撃し、その結果で腫れや痛みを伴うものです。
食物アレルギーの人がよくなってしまう症状です。

しかし、筆者には食物アレルギーは一つもありません。
…で、色々調べた上で思い当たったのが「花粉アレルギー」でした。

今の時期(5~7月)は「カルガモ」というイネ科の植物の花粉が飛んでいます。
私もずっとこれの花粉症で苦しんでおりましたが、どうやらイネ科の花粉によって小麦アレルギーを誘発する事があるそうです。

一般的な食物アレルギーとは違って一時的なもので、この「カルガモ」に対抗して出来た免疫が似たようなたんぱく質の小麦を敵とみなしてしまうようです。

小麦以外にも生のトマトや生の果物などもたんぱく質の構造が似ているため、食べた後に口の中が痛くなったりします。(飛んでいる花粉によってその種類も変わるそうです)

よく、メロンやキウイフルーツ、パイナップルを食べて喉がイガイガすることはないでしょうか?
あれが実はアレルギー反応らしいのです。

ちなみに生のトマトや果物と申し上げましたが、加熱するとたんぱく質の構造が壊れるため免疫は反応しません。
「攻撃対象のたんぱく質ではない」と免疫が判断するのです。

さて、まとめですが、口の中…というか顔のパーツの痛みというのは中々耐え難いものがありますよね。
仕事の集中力も切れますし、良いことが何もありません。
歯が痛いなら歯医者に行けば何とかなりますが、この口腔アレルギーは歯医者に行っても治すことができないのです。
つまりは自分で気付いて上手いこと対処するしかありません。

現在同じような症状をお持ちの方がいらっしゃいましたら、上記のことを疑ってみてください。
この記事があなたの痛みを減らす何かのお役に立てれば幸いです。

この花粉が終われば小麦も食べられますので、少々苦しいですが頑張って乗り越えましょう。

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