7月になり梅雨明けも間近。出かける機会も増えそうですね。
最近出かけた時にふと気に止める事が・・・。それはホテルや飲食店のロビーに飾られているお花です。お客様をお迎えする最初の空間に飾られ、お店の第一印象となります。
そこには洋風、和風の飾られ方があるように思います。それはフラワーアレンジメントと生け花の違いかもしれません。
西洋のフラワーアレンジメントは「足し算の美学」と言われ、たくさんの花を隙間なく立体的に埋めてどの方向から見ても美しいようにデザインされています。
日本の生け花は「引き算の美学」と言われ、できるだけ少ない花で空間を作り絵画の様に一面から見る事を考えて作られています。
またこれらを写真に撮る場合はフラワーアレンジメントは豪華に華やかな印象になるように画面いっぱいに花を入れて撮りましょう。例えばアップで撮るなど。
生け花は一歩引いて花以外の空間も入れて撮ってみましょう。例えば花の影も入れて見るなど。また生け花は、枯れ落ちた花びらも作品の一部になっている場合もありますので、片づけない様にご注意を。
皆さんもお店に飾られている花に気を留めてみてはいかがですか?ひょっとしたら本屋の片隅に飾られている花や、居酒屋のトイレに飾られている花など、そこには店主の想いが詰められているかもしれませんね。