先月では色を感じるという内容で記載しました。その中で色の三原色という言葉を使いましたが三原色には2種類あって光と色と分かれるのでそれについて触れてみたいと思います。
光の三原色は、赤、緑、青の3色であり、RGBと略されています。これらの光が合わさることで、色彩を生み出します。光の三原色を合成することで、青色や水色、黄色、白色など、人が認識する様々な色を表現することができます。光の三原色は、テレビやモニターの画面などの電子機器やLED照明などの光源で使用されます。
一方、色の三原色は、シアン、マゼンタ、イエローの3色で、略してCMYと呼ばれます。これらの色が混ざることで、黒色が生成されます。色の三原色を混ざり合わせた場合、赤や青、緑といった色目が現れず、黒色や灰色が表現されます。色の三原色は、印刷や塗料などの顔料の色調整に使用されます。
光の三原色と色の三原色は、物質と光の振動の違いによって異なる性質を持ちます。光に関しては、3つの光によってすべての色を再現できるのに対し、色に関しては、3つの色で黒を表現し、それ以外の色を作り出すためには幾つかの組み合わせが必要であるという違いがあります。
こんなことを書きながら、言葉で伝える難しさを痛感する内容でした。
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