Mさんはセッターだ。
ネット際に立ち、味方の動きだけでなく、ネットを挟んだ相手の動きにまで目を配る。その広い視野を活かして、仕事が立て込んでいる人のところへヘルプに入る。
おのずと様々なスキルが身について、今では部署になくてはならないキーマンになっている。
そんな彼が、このたび自身の夢をかなえるために、別の道へ進むことになった。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。制作部の者です。
今回は、私の独りよがりのポエムになります。人にお見せできるものではないかもしれないですが、少しでも親戚の子どものような彼の背中を押せたらと思っています。
「親戚の子ども」
なぜだかそんな気持ちにさせるMさん。
学生時代に同じバレーボールで汗を流した親近感からか、単純に年齢が私よりもひと回りほど下というところからくるものなのかはわかりませんが、Mさんはれっきとした私の先輩。
マルワに入社したのは私よりも一年先。
入社してからデザインを一から学び始めたと聞いていましたが、キラリと光るセンスを持ち合わせ、制作部のデザインチーフ(勝手に名付けた)からも一目置かれる存在に。
こっそりと勉強して、みんなの知らないところでデザイン系の資格を取っていたり、もちろんMさん本人の努力もあったと思います。
でも、いまの彼の一番の武器は、「若い」ってことだと思う。
現時点で別の道へ進んでも、本人の努力次第ではあるけれど、私の年齢になるまでに余裕で追い越されてお釣りも来ると思う。断るのが苦手で、悪く言えば少し主体性に欠けると思っていたMさんが一歩踏み出したのだから、相当な覚悟もあると思う。だからこそ、話を打ち明けられたときに部署としては正直かなり痛いとは感じたけれど、それ以上に背中を押してあげたいと思いました。
(「まだ一緒に仕事がしたかった」という気持ちは、きっとみんな持っています。(未練))
話は変わりますが、バレーボールというのは自分一人ではできないスポーツです。
レシーブ、トス、スパイク、一度触ったら絶対に別の誰かの手を借りないといけません。
・どんなに強いスパイクやサーブでも、セッターが挙げやすいレシーブを
・どんなに乱れたレシーブからもアタッカーが打ちやすいトスを
・どんなに悪いトスでも相手コートに落とすスパイクを
誰かがミスをしても次のプレーで取り戻せるのがチームスポーツの魅力。
でもそれは、それぞれが次の相手へ最高のパスをつなぐ意識がないとできません。
どことなく、営業→制作→印刷と回っていくマルワの仕事に似ていませんか?
これから先Mさんが進むのは、何かをみんなで作り上げる世界ではないと思います。一人でレシーブからスパイクまでこなさなければならない場面もあるかもしれません。
コート内でチームメイトとして力を貸すことはできなくても、コート外で応援はしています。
同じマルワバレー部(そんなものはない)員として、最後にMさんの好きな米津玄師の言葉を借りて「さよーなら、またいつか」と言おうかと思ったけれど、前にドクターイエロー引退記念でブログタイトルにしていたので、今回はこのタイトルの言葉を贈ります。
「いま羽を広げ、気ままにとべ、どこまでもゆけ」
それではまた次回のブログで!

