清潔のまとめです。
清潔の進め方のポイントについてです。
清潔のポイント(3Sは、整理・整頓・清掃)
・現状を「モニタリング」する
3S活動の状態の「把握」
3S活動の整理・整頓・清掃をキープするには、
「それぞれで決められた基準通りに、ちゃんと実行されているか」を定期的にモニタリングして、現状を把握しないといけません。
持ち回りで担当エリアを決めたり、定期的に見回り、状況を確認する様にして下さい。
決めた基準をベースに点数化したり、現状を写真に撮影しておけば、より明確になります。
そして、その結果をもとに、期限を決めて改善を行って下さい。
・改善点を「提示・実行」させる
3S活動の乱れの「改善」
モニタリングで見つかった活動の乱れを放置しておくと、それぞれの活動は、どんどんやらなくなってしまいます。
なので、見つかった改善点は、その都度担当者に伝え、実行させる様にして下さい。
その都度、行動すれば改善点が小さければ少しの行動で出来ますが、改善する事が溜まってからだと結果が上手く出ません。
改善点は場所ごとに、期限と担当者を明確にして、シートなどにまとめ、会社全体で共有して下さい。
そして、改善の進捗状況は、定期的な会議の公の場で確認する様にして、あえて進んでいない事を指摘するなどして、確実に実行される様にする事です。
・異常を「見える化」する
3S活動の「標準化・意識向上」
活動を標準化していく為には、モニタリングや会議での指摘だけはなく、会社全体の意識も高めていく必要があります。
その為にも、日頃から会社全体で活動の基準を「見える化」して、基準から外れた場合には、その「異常」に誰もが気づける状態にして下さい。
例えば、モノを捨てる基準や資料の置き場所を図にして貼り出したりして、誰でも見える様にするのもいいです。
フロアガイド的にすれば、お客さんが来てもわかり易いですし、取組みに共感も得られます。
清潔を保つ為のモニタリングを担当する人は、何となく偉い立場の人に想像しがちですが、
モニタリングする立場の人は、若手と言わる社歴が浅い人が適任です。
私の会社でも、掃除のリーダーは、チーム内の若手がやっています。
古株は、目線が濁っている人が多いので、新鮮な意見が出てきづらいですし、やりたくない事をだからと、意見を言わない事もあります。
こんな事をポイントとして、モニタリングして工夫をしていって下さい。


