片思い

「片思い」
青春時代の甘くて苦い思い出が、誰しもあることでしょう。

 先日よりあの、「花束みたいな恋をした」の制作陣と広瀬すず、杉咲花、清原果耶のトリプル主演による「片思い世界」が公開されてます。
 この映画の中では、登場人物それぞれの片思いが様々な事情で描かれるんですが、ある事情によってそれが両想いになることはなく、、、
 ネタバレ厳禁な内容のため、内容をお伝えするのが難しいのですが、とにかく多くの人に観ていただきたい映画でした。

 さて、私たち誰しもが片思いの経験があり、現在進行形で片思い中の方もいらっしゃることと思います。
 ここで印刷業界の「片思い」について考えてみたいと思います。
 マルワに限らず、多くの印刷会社で主力となっているお仕事が「商業印刷」になります。
商業印刷とは、企業や団体が事業活動のために使う印刷物のことを言います。大きく分けて、
①宣伝用・・・チラシやポスター、パンフレットなど
②業務用・・・カタログや会社案内、社内報など があります。

 印刷会社ではこれらのお仕事のご用命をいただいた場合は、チラシならチラシ、会社案内なら会社案内をいかに良いものをお客様のご要望通りに作成するか、といったことを達成するために打ち合わせやクリエイティブを重ねていくのですが、ここで心掛けたいのが「片思い」になっていないか、といった視点ではないでしょうか。
・今風のかっこいいデザインにこだわりすぎて、伝えたいことが伝わらない
・お客様からいただく原稿類を盲目的に反映させすぎて、第三者目線が反映されていない
・そもそも、その目的を達成するのにこの媒体が合っていない

 けっこうあるあるではないでしょうか。
 商業印刷の役割は、「お客様の社風や商品、サービスなどを伝えたい相手に正しく情報を伝えること」に尽きると思っています。
 印刷会社が情報産業といわれる所以なのですが、発信する側と、受け手側が「両思い」になっていないと、それは良い印刷物とは言えませんよね。

 商業印刷に対して「出版印刷」があります。漫画とか小説とかもそれにあたりますね。こちらは逆に、作家さんの世界観を全面的に押し出す「片思い」を表現することが大切だと思います。(ちゃんとニーズがあってファンとの両思いができないと売れませんが(‘Д’))

 マルワでは、正しく情報を伝えるための「メディア・ユニバーサル・デザイン」「自費出版アドバイザー」の有資格者が複数在籍しています。
 「両思い印刷」も「片思い印刷」もぜひ、ご相談いただけたら嬉しいです。

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