古いやり方

こんにちは。オンデマンド機担当のOです。
急に暖かくなって花粉と黄砂が飛び、本当に体がしんどいですね。

さて、今日は子どもの現金の支払いを見て思った事について話したいと思います。

先日、よく行くコンビニで小学生入りたてぐらいの子どもたちが保護者に引率され、お菓子を買っている光景を見ました。
まだお金のことをよく分かっておらず、お菓子の代金を現金で支払い、「〇〇円だからあと一枚百円出してね~」なんて店員さん言われ、あたふたしている光景を見てとても微笑ましい限りでした。(私はそれを尻目にQR決済…)

多分彼らが大人になるころには現金は普段の買い物では使われないかもしれないですが、基本中の基本である現金を知らないとお金の払い方や流れというものは分からないだろうな、とふと思ったのです。

「古いやり方を知らないと流れが分からない。けれど、その古いやり方はもう今後使わない」
今回私が言いたいのはこの部分なのですが、新しい世代になればなるほど、こういった使わないのに覚えないといけない事って増えていくと思うのです。

例えばデザインの話で言えば「切り抜き」というものがあります。
画像を見せたいものだけ切り抜いて背景を消す(チラシの商品画像によく使います)という技術がありますが、昔はペンツールというもので見せたいものの輪郭に線を引いて、その後背景を消していたのですが、今はAIが判断してほぼボタン一発で出来たりします。

ただ、背景が複雑なものになると今のボタン一発の方法が使えなかったりするので、たまに昔の方法でやることがあるのですが、新しい世代にこの方法を教えるのは結構時間がかかるのです。

皆さんの仕事にもこういったものはあると思うのですが、今後どのように運用や引継ぎをするのか悩みどころですよね。
これだ!という解決策は無いので臨機応変にやるしかないですが、世代間の技術のギャップにもなるのでそこそこ大きな問題だと私は思っています。

もうすぐ4月で新入社員も来る季節ですが、頭の片隅に入れておいてもらえたら幸いです。

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