現在放送されている大河ドラマがもうすぐ最終回を迎えます。
第1話が放送されて約1年経ちますが、もう1年経ったのかと時間の早さを感じます。
大河ドラマを見ていると時々、昔の言葉を使われて今なんて言ったんだろう、と思うことがあります。
もう少しわかりやすくして欲しいと思うのと同時に、昔はこんな日本語が使われていたんだと勉強にもなります。
では、現在の日本語はどうでしょうか。
よく間違った日本語の例として「ら抜き言葉」があげられます。
「~られる」(可能の意味)を使うときに「ら」を抜いて「~れる」と表現することを指します。
・「食べられる」→「食べれる」
・「来られる」→「来れる」
(↑学生のときに、国語の授業で「ら」がいるのかいらないのか問題を解かされたような気がします…)
今まで、知りませんでしたが、ほかにも間違った日本語がたくさんあるようです。
例えば、「れ足す言葉」
可能をあらわす動詞に「れ」を足すことを指します。
・「行ける」→「行けれる」
・「書ける」→「書けれる」
「だ抜き言葉」
「大丈夫だと思います。」→「大丈夫と思います。」
ほかにも、「さ入れ言葉」や「い抜き言葉」など調べだしたらキリがないくらい存在しました。
以前のブログで方言や若者言葉について書いてきました。
毎年発表される流行語など、もとの日本語のルールに捉われるのではなく、もっとたくさん新しい言葉や言い回しが生まれてもいいのではないかと感じます。
ただその反面、新しい日本語を使っていく中でも、日本語本来の成り立ちや言い回しを知っておくことも大切だと思います。
検定の中に日本語検定というものがあります。
語彙や敬語、文法などの正しい使い方を問われるようです。
より深く知りたい方は、日本語検定を受けてみるとよいかもしれません!