AI×ファッション業界の関係

今やどこにいてもAIの存在感を感じない日はないですね。
その影響は私の大好きなファッション業界にも。

ここ最近はネット通販で服を購入することが多いのですが、ネットサーフィンをしていると「あなたにオススメのアイテムはこちらです」というページが目に飛び込んできたことはありませんか?
お気に入り登録や購入履歴の情報を元にAIがおススメを紹介してくれる機能は、今やネットで買い物をする人なら必ず一度は見たことがあるかと思います。
そこにその人の肌の色や体型などの見た目の情報も加わるのが、ファッション業界ならではの仕様。

「いや、自分の着たいものは自分で決めさせてくれ」という天邪鬼な私は上手く使いこなせていませんが、「何を着たらよいかわからない」「誰かに選んでほしい」という方にはもってこいの機能だと思います。
膨大な洋服の中から自分に似合うものを探すのって大変ですし、そもそも自身のことを客観視できていないと難しいですよね。
AIによってメソッド的に似合うアイテムを手軽に教えてもらえるのなら、活用しない手はないのではないでしょうか。

ただ一方で、これはファッション業界に関わらずですが、このような感性が重要視される業界にあまり浸食しすぎてほしくないなという気持ちもあります。
やはり、コーディネートを考えながら服を選んでいる時のわくわく感というものは、AIにはまだまだ介入できない部分なのではないでしょうか。
また、選ぶときにその服の作られた経緯や背景への賛同や、特別感を感じて買うこともあるかと思います。

これからもっとAIとの共存に関する課題が出てくるかもしれませんが、”自分らしさ”や”選ぶことの楽しさ”を見失わないようにしなれければですね。

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