香り×マーケティング

私はコスメが大好き人間なのですが、その中でも特にお気に入りなのは香り系のアイテム。
その日の気分によって、どの香りにしようかと選ぶ時間が楽しいのです。

好きな香りを身に付けることで、気分を上げたりリラックス効果をもたらしてくれるので、個人的には手軽な精神安定剤のようなものだと思っています。

▲最近お気に入りの紅茶の香りのミスト。爽やかな香りです。

▲チョコの香りのするアイシャドウ。見た目も可愛すぎて使うのが勿体ない……。

人間の持つ五感の中で、特に香りは深層心理や感情に訴える強い役割を担っています。
なんと、香りによる記憶は他の感覚よりも記憶力が100倍とも言われているそう。

フレグランスといえば個人の趣味のイメージが強いですが、実はマーケティングの場面でも活用されています。
例えば、サロンやヨガスタジオ、ホテルや旅館、イベント会場やセミナールームなど。
このように、空間で香りが使用されている事例はたくさんあります。

さらに、五感による情緒的価値を高めることで、以下のような結果も期待されます。

・香りのブランディング化によって、競合他社との差別化ができる

・顧客の滞在時間を伸ばしたり、購買意欲を促す効果がある

・顧客の満足度を向上させリピートのきっかけになる

私たちが普段何気なく足を運んでいるお店は、実はこういった戦略に繋がるような空間を計算して作っているのかもしれませんね。

「こんなにあってどうするの?」と言わんばかりの私の家にあるたくさんの香りアイテムたちは、この戦略にまんまと踊らされた結果によるものです(これからも喜んで踊らされるつもりです!)。

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