ゆるーいコンセプト

気が付けば2022年最後のブログとなりました。
ここ最近グッと冷え込みましたね……。
この年末年始は「年末寒波」や「年明け寒波」が到来するそうなので、冷え対策を万全にして新年を迎えたいところです。


最近買った冷え対策グッズは、こちらの無印良品のルームソックス。
ふわふわで非常に暖かく、最近就寝時に重宝しています。
再生ポリエステルを使用しているとのことで、環境面の配慮もばっちり!な商品です。

このようにサステナブル素材の使用を謳った商品は増えてきましたよね。
では、それに付随してくるパッケージはどうでしょうか。

今回買った商品をよく見てみると、陳列用のフックの部分が紙でできているのが分かります。
実は、無印良品では2019年頃からパッケージも徐々に環境に配慮されたものに移行しているそうです。

あまりにも馴染みすぎていてすぐにその変化に気が付きませんでしたが、確かに店内を見渡すとプラスチック素材のものはほとんど見かけません。

しかし、ここに至るまでには様々な苦労があったようです。
例えば、パッケージが窓付きの紙に変更されたインナー。
単に素材を紙に変更するだけだと強度や耐久性の問題が出てきます。
そうなると、商品の品質を守るためのパッケージが心許ない状況に。

また、商品が見えやすいように、袋を切り抜いて窓を作るだけでは商品がこぼれ落ちてしまいます。
逆に窓を小さくしようとすると、今度は商品が見えなくなってしまって不親切な状況に。

単純に環境に配慮するだけにはいかないのです。
こうして試行錯誤の結果、形状を保つために入れていた台紙を廃止し、紙のパッケージラミネート加工を施した窓を付けるという形に落ち着いたようです。


パッケージって最終的には捨てられるものなので、なかなかじっくり観察することってないかもしれません。
しかし、こうした見えないところでの裏話を聞くと興味深いですね。

それにしても、1980年の創業から「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つの原則を守り続けてきたということですが、それがまさかの今の時代にピッタリは当てはまるのには驚きです……。

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